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  • 2019/03/20
  • 2019/03/20
  • コイン東京編集部 コイン東京編集部

【Binance Launchpad】トークンセール第3弾CELRは17分で完売、応募倍率は10倍に|技術的問題の報告も

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19日夜に実施されたBinance Launchpadの第3弾トークンセールは、17分強で完了しました。400万ドル相当(5億9700万枚)のCELRトークンは、3129名の手に渡りました。

需要過多なトークンセール設計


「アップグレード」版でもまだ容量/キャッシュの問題がありました。...39003人が購入を試みましたが、3129人が購入しました。...」

イベントの成功にもかかわらず、ツイッター上で多くの投資家は失望している様です。いくつかのユーザーはトークンセールの開始時に技術的な問題が起きたと主張しています。Binanceは全ての需要に対処できなかった可能性があります。

イベント前、Binanceはユーザーに対し、Binance LaunchpadでタイマーがゼロになるとすぐにCeler Networkの専用トークン販売ページを更新する様に指示しました。しかし一部のユーザーは、リロード直後にアカウントをログアウトにしてしまい、数十秒をロスしたと不平を述べています。2FA認証に手間取り、何度か試行しなければなりませんでした。

一方、購入注文を出そうとすると、BNB残高が「不十分な資金=0BNB」と表示されたユーザーもいる様です。さらには、これらの問題を回避して数秒以内に注文を上手く取り込んだとしても、結局は失敗に終わった投資家もいた様です。

いずれにせよ、BinanceのCEOであるChangpeng Zhao氏は、倍率10倍強のトークンセールを3回連続で成功させました。過去2回のトークンセール(BTTとFET)は、トークンセール開始から数十秒で完売となりました。前回のFetch.AIのトークンセールでは個人キャップが3000 USDに設定されて、600万ドル相当のFETが2758人に購入されました。

先日、Binanceのジャオ・チャンポン(CZ)氏はAMA(質問会)で、トークンセールの構造を「低価格・高需要」と表現しました。CZは、調達金額とトークン価格を必要最小限に抑えて、上場後のトークンの需要を高めるように設計しています。

実際にCELRのトークンセール価格(0.0067 USD)は、プライベートセール(0.015 USD)を下回る価格に設定されました。技術的な問題があろうとも、トークン価格が上場後に数倍に高騰し続ける限り、熱狂は継続しそうです。同氏は今後も基本的なフォーマットは変更しないと述べています。

最近、フオビ、OKEx、Kucoin、Bittrexなどいくつかの取引所が同様のトークンセール「IEO(イニシャル・エクスチェンジ・オファリング)」の実施を示唆しています。各プラットフォームのユーザーベース、該当プロジェクトの内容、トークンメトリクス(主に単価)が注目されています。


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