(TraidingViewのBTCJPY 4時間足チャート)
BTC/JPYの4時間足チャートを見ていきます。3月21日に大陰線を形成し、それまでの上昇チャネルを下に抜けたBTCは、3月23日からBTC買い注文量も大きく減らす動きが確認されていました。更に3月25日には3月6日から3月16日までのレンジ相場でレジスタンスラインとして機能していた43万4千円台に接触しました。過去のレジスタンスラインに接触したBTCは一時的な上昇は見られましたが、上昇は限定的となり反発を非常に弱いものとなりました。強い反発が見られなかったBTCはその後大きく急落、現在42万6千円台まで下値を更新したことになります。
本日の下落にてBTCの相場は、これまで上回っていた20日移動平均線を下回る形となり下降トレンド転換のサインを出現させたことになります。更にBTCは本日の大陰線にて2月下旬から形成されていた上昇トレンドラインをも下回ることになりました。複数の指標にて弱気相場への切り替えが強まったBTCは今後どのような点に注目すれば良いのでしょうか?
移動平均線を下回ったことで現在のBTC相場は基本的には下目線と考えて良いでしょう。しかし本日42万6千円台まで下落したBTCはこれまで大きく減少させていた買い注文量のベクトルを再び上昇へ切り替える動きが確認されています。まずは買い注文量の上昇に伴いどこまで反発を見せるのか注目です。
初めに意識されるラインとして、2月下旬以降から形成される上昇トレンドラインです。このトレンドラインが今後レジスタンスラインとして機能する場合、BTCは更なる下落が発生する可能性が大きくなることになります。逆に上昇トレンドラインを上回ることが出来る場合、その後トレンドラインがサポートラインとして機能するか注目しましょう。
トレンドラインがサポートラインとして機能する場合、BTCは再び20日移動平均線を上回る可能性が上がることになり、これまで減少してきた買い注文量が買い戻しという形で再び上昇する可能性が生まれます。
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