(TraidingViewのBTCJPY 日足チャート)
BTC/JPYの日足チャートを見ていきます。3月末まで40万円台後半での値動きが続いていたBTCは、本日4月2日に価格を大きく暴騰させました。結果、BTCは2019年度の最高値である46万円台、更に節目である50万円台も突破し、次なる節目となる60万円台手前となる58万円台まで価格を一時上昇させました。
58万円台接触と同時に要約強い反発を起こしたBTCは現在53万円台近辺での値動きとなり、3月末までに推移していた価格帯を大きく上回り新たな相場へ辿り着いたことになります。
本日暴騰したBTC、その中でも注目する点として、BTCの売り注文量となります。3月末まで売り注文量を溜めていたBTCでしたが、本日の上昇によりその全てが解消されたことになります。本日の上昇幅は一時10万円台を超えるほどの大きな上昇であり、これまで溜められてきた売り注文はロスカット等の強制的な解消も多く発生したことでしょう。今後考える点として、本日多くの短期的な売り注文量が解消された為、今後上昇するための燃料がほとんど無くなったという点でしょう。そのため、今後しばらくは大陽線形成の可能性は少なくなったと言えます。
しかし本日10万円台を超える上昇を見せたBTC市場では、多くの強制的解消の動きもあり、売り注文を行いにくい環境にあるのではないでしょうか?今後しばらくは大きな上昇も見せにくいBTC市場ではありますが、売り注文が行いにくい環境の為、大きな下落も起こりにくい状況です。そのため今後揉み合い相場へ以降し、様子を見る展開が予想されます。
BTC/JPYの週足チャートを見ていきます。本日58万円台まで上値を伸ばしたBTCは昨年12月からの上値を更新した形となり、今後も上昇チャートが続くのか気になるところです。注文比率の点から考えると今後継続した上昇チャートは形成しにくい環境であり、一度調整も含め揉み合い相場になりやすい状況です。
更に2018年11月の下降チャートに対してフィボナッチラインを引いた場合、本日形成した上値58万円台は丁度フィボナッチラインと一致しています。フィボナッチリトレースメントから考えてもBTCは今後一度調整の値動きへ切り替わると予想できるでしょう。注目する点として、どの価格帯をサポートラインとするのか意識して確認していきましょう。
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