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  • 2019/04/04
  • 2019/04/04
  • コイン東京編集部 コイン東京編集部

ジャマイカ証取がビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)のパイロット取引を計画

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3日、ジャマイカ証券取引所(JSE)は、セキュリティトークンを含むデジタル資産のライブ取引を目的に、カナダのフィンテック企業Blockstationと契約した事を発表しました。規制された安全な環境で、ビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)取引の試行プロセスが第2段階へと移行します。

両社は、昨年8月に最初に覚書を締結しました。現在、公式なパートナーとなっています。

仮想通貨取引の段階的なパイロット

Blockstationは証券取引所ネットワークの向けに、エンドツーエンドのデジタル資産取引プラットフォームを提供しています。

JSEとBlockstationは今年1月に、規制されたブローカーディーラー、マーケットメーカー、およびジャマイカ中央証券預託機関(JCSD)の参加により、仮想通貨取引を60日間パイロットしました。このプロセスは、「デジタル資産エコシステムのライフサイクル全体のデモンストレーション」を目的としたものです。

次の段階では、ブローカーディーラーが顧客である一般投資家をオンボードして、彼らがビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)を取引できるようになるという。両社はパイロット開始の正確な日程は明かしていません。

STOによる中小企業の資金調達を支援

パートナーシップの一環として、規制に準拠した形で資金調達を実施するため、合理化された簡単なSTO(セキュリティ・トークン・オファリング)プロセスの提供を目指しています。JSEは、中小企業(SME)の国際化を支援する狙いです。

JSEのマネジングディレクターであるMarlene Street Forrest氏は以下のように述べています;

「これはJSEが自社の製品提供を多様化し、新規公開とインバウンド投資を引き付ける、かつてない機会です。私達は、国内外の個人投資家や企業が、安全で効率的かつ透明性の高い規制枠組みの下でデジタル資産を取引することを歓迎します。」

ブルームバーグは、2018年に世界で最も業績の良い株式市場として、JSE証券取引所を紹介しました。その市場は過去5年間で300%近く拡大したという。


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