COIN TOKYO

  • 2019/04/09
  • 2019/04/09
  • コイン東京編集部 新崎優太

ビットコイン(BTC)は大きな反落無く張り付いた値動き、今後の価格はどうなるのか?-4月9日チャート

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4月4日に節目である60万円台目前となる59万6千円台まで上値を伸ばした仮想通貨ビットコイン(BTC)はその後一時的な反落を見せるも、4月8日に再び最高値に接触する値動きを見せました。ビットコインはこのまま節目である60万円台を突破することが出来るのでしょうか?チャートを確認していきます。

二度目の最高値に合わせて売り注文量を多く解消する値動きを見せた仮想通貨ビットコイン(BTC)

(TraidingViewのBTCJPY 4時間足チャート)

BTC/JPYの4時間足チャートを見ていきます。4月4日に59万6千円台まで上値を伸ばしたBTCは一時53万4千円台まで下落する値動きを見せましたが、その後4月5日から4月8日にかけて上昇チャートを形成、その値動きは4月2日以降の上昇トレンドラインに抑えられた形ではありますが、しっかりと上昇する値動きを見せました。

4月8日に再び59万円台まで上昇出来たBTCは再び反落の値動きを見せることになりますが、その下落幅は広いものでは無く、節目である60万円台近辺で張り付いた値動きとなっています。BTCはこのまま強い反落を見せずに節目を突破出来るのか注目です。

現在のBTCチャートに対して、注文比率も合わせて見た場合、4月8日の二度目の最高値接触にて、それまで急増していた売り注文量は再び大きく解消したことがわかります。

BTC/JPYの15分足チャートを見ていきます。4月8日に売り注文量を大きく解消させたBTC、その動きは4月8日の最高値接触後に見られたものだという事が細かいチャートからわかります。

更に対する買い注文量は本日4月9日まで上昇方向への値動きが見られており、4月8日の急上昇は決して売り注文量が解消された勢いでの値動きではなく、買い注文量の上昇での勢いによるものだということがわかります。高値接触後の売り注文解消から、現在節目近辺で張り付いた値動きを見せているBTC市場に対して多くの取引者が強気相場を意識した取引を行っている可能性が非常に高いでしょう。

本日4月9日までに多くの売り注文量を解消されたBTCは今後、再び上昇への動きへと切り替わることになります。注目する点として、売り注文の上昇に合わせて買い注文量も大きく上昇できるのかということに意識を向けましょう。更に本日まで大きな反落が見られていないBTCは、短期的なサポートラインとして37万2千円台を形成しています。一つのサポートラインブレイクは短期的には比較的深い下落を見せる可能性もあるため注意しましょう。

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