COIN TOKYO

  • 2019/04/09
  • 2019/04/09
  • コイン東京編集部 新崎優太

イーサリアム(ETH)は移動平均線を上回る値動き、今後の価格はどうなるのか?-4月9日チャート分析

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4月上旬より一つのトライアングルパターンを形成した仮想通貨イーサリアム(ETH)は、その収束点周囲では限定的な上昇のみとなり、結果4月5日以降のボックス相場範囲内の値動きとなっていました。しかし4月8日に入りイーサリアムはボックス相場の上値を大きく突破し、価格を急上昇させました。更にイーサリアムは移動平均線の突破も成功しています。イーサリアムは今後大きな上昇への値動きへ切り替わるのでしょうか?チャートを確認していきます。

仮想通貨イーサリアム(ETH)は昨年からのトレンドラインに抑えられた形を見せるものの、移動平均線はサポートラインとして機能している

(TraidingViewのETHBTC 15分足チャート)

ETH/BTCの2時間足チャートを見ていきます。4月5日以降ボックス相場の形となる揉み合いの値動きを続けたETHは4月7日には4月上旬からのトライアングルパターンが放たれるタイミングとなっていましたが、収束点での上昇は限定的なものとなり、それまでのボックス相場の上値である0.033BTC台を超えることは出来ませんでした。しかし4月8日に入るとETHは大陽線を形成、結果ボックス相場の上値を大きく突破し、一時的に上値を0.0352BTC台まで伸ばすことに成功しました。

4月8日に上値を大きく伸ばすことが出来たETH、注目するポイントは2点あります。一点目は上昇の値動きから反発を見せた価格帯が昨年2018年12月以降から形成されている上昇トレンドラインだったという点。二点目は4月8日の急上昇により、それまでレジスタンスラインとして機能してきた20日移動平均線を突破することに成功しており、且つその後の値動きでサポートラインへロールリバーサルされているという点です。

今後のETHは移動平均線に支えられながら昨年末からの上昇トレンドラインを突破できるのか注目です。仮に上昇トレンドラインを突破した場合、ETHは強気相場へ切り替わったと判断されやすく、今後の上昇に期待できます。逆に現在サポートラインとして機能しだした20日移動平均線を再び下回る値動きが見られた場合、ETHは再び弱気相場目線での取引となりやすいため警戒しましょう。

現在、仮想通貨市場は主要仮想通貨であるビットコイン(BTC)を筆頭に強気相場へ切り替わっている通貨が多く存在しています。ETHも同様に今後強気相場となるのか注目する相場を迎えそうです。

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