(TraidingViewのETHBTC 2時間足チャート)
ETH/BTCの2時間足チャートを見ていきます。4月8日に大陽線を形成したETHはそれまで下回っていた20日移動平均線を上方へブレイク、その後2018年12月7日以降の上昇トレンドラインをレジスタンスライン、20日移動平均線をサポートラインをとした揉み合いの形へ切り替わりました。
その後移動平均線に支えられながら、上昇を試す値動きが続いたETHではありましたが、本日4月11日に入り、価格は急落します。結果ETHは移動平均線を再び下回る形となり下値を一時0.032BTC台まで下げることになりました。
移動平均線と同時に4月5日以降の上昇トレンドラインも下回ることになったETHは、急落後、上への反発も確認されており、長い下ヒゲを伴うローソク足の実線は4月5日以降の上昇トレンドライン上に位置しています。今後のETHは本日4月11日から明日4月12日にかけて現在の価格帯である0.033BTC台から大きく上昇できるのかが注目するポイントとなります。
仮に現在の価格帯での推移が長くなってしまう場合、もしくは下落方向へ傾いた場合は今後も下降チャートを継続する可能性が高くなり、0.0321BTC台まで下値が意識されることになるでしょう。
また現在の価格帯から上昇の値動きを見せる場合、20日移動平均線をしっかり突破できるのか確認していきましょう。移動平均線を上に抜けることが出来た場合、ETHは再び2018年12月7日以降の上昇トレンドライン突破を目指せる環境となります。
ETH/USDの2時間足チャートを見ていきます。対BTCでは移動平均線を下回る程の下落を見せたETHではありますが、対法定通貨でのチャートでは同様に大陰線は形成されるものの、しっかりとした反発も見られており、弱気相場を感じさせる状況には至っておりません。
本日4月11日の注目する点として、主要仮想通貨であるビットコイン(BTC)が再び最高値を更新したということです。4月上旬での値動きと同様に、現在のETHはBTCに資金が一時的に流入している可能性は十分にあるでしょう。
4月上旬にも同様に一時的にBTCへ資金が流入したETHはその後激しい値動きを経由するものの、結果BTCと同様に上昇チャートを形成しています。そのため今回もETHは再び資金が戻ってくる形となり、再び上昇チャートを形成する可能性は十分にあるでしょう。
20代男性。都内名門高校卒業後、ベンチャー企業を経てコイン東京へ。二次元好きのセミプロゲーマー、好きが嵩じて仮想通貨やDappsゲーム、ブロックチェーン技術の世界にハマる。ゲーム知見と理数的素養から、最新の技術もカバーしつつ、プロジェクトの情報収集や分析を最も得意とする。
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