(TraidingViewのBTCJPY 60分足チャート)
BTC/JPYの60分足チャートを見ていきます。4月17日に大陽線を形成させたBTCはその後、レンジ相場を形成しました。揉み合いの動きが続いたBTCは4月19日に入り、レンジ相場のレジスタンスラインを突破し上値を59万4千円台まで伸ばします。
その後一度大きく反落を受けたBTCではありましたが、60分足チャートでの一目均衡表雲に支えられた形で反落を終えます。更に反落後のBTCは一目均衡表の雲に支えられた形を継続させながらチャートのベクトルを上方へ傾けます。
本日4月20日に入るとBTCは節目である60万円台近辺への接触を二度にわたり起こしています。BTCは今後このまま節目である60万円台を突破できるのか注目するポイントに差し掛かりました。
本日、二度に渡り60万円台直前まで上昇したBTC、一度目は強い反発を起こしており、長い上ヒゲを伴うローソク足を形成しています。しかし反発後も上昇への値動きを続けたBTCは現在二度目の節目を突破しようとする値動きを見せています。
また現在のBTCチャートに対する注文比率を見た場合、4月18日の深夜帯から買い注文量・売り注文量共に急増させていたBTCでしたが、本日の値動きの中で買い注文・売り注文共に大きく解消された動きが確認されています。そのため現在のBTCチャートはこれまでと比較すると流動性が小さく、大きな値動きがみられにくい状況にはあると言えます。
BTC/JPYの4時間足チャートを見ていきます。本日4月20日に節目である60万円台の突破を試みるうごきが続いているBTC、そんな中注文比率は買い注文量・売り注文量ともに大きく解消する動きが見られました。
しかし売り注文量は4月18日以前と比較するとまだまだ溜まっている状況です。そのためこれまでと比較すると流動性が低い状況ではあるBTC市場ではありますが、節目である60万円台をしっかりと突破できた場合、現在多く溜まっている売り注文量が更に解消される動きがみられる可能性もあり、十分に上昇チャートを形成する可能性は残されています。
仮に現在の価格帯から大きく反落を起こした場合は注意が必要です。BTCチャートでは4月4日以降からのhead and shoulderのパターンが残されており、直近の高値である60万8千円台以下で反発を起こした場合、head and shoulderの可能性が大きく高まり、長期的な下降チャートを形成する場合があるため警戒しましょう。
20代男性。都内名門高校卒業後、ベンチャー企業を経てコイン東京へ。二次元好きのセミプロゲーマー、好きが嵩じて仮想通貨やDappsゲーム、ブロックチェーン技術の世界にハマる。ゲーム知見と理数的素養から、最新の技術もカバーしつつ、プロジェクトの情報収集や分析を最も得意とする。
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