(TraidingViewのBTCJPY 4時間足チャート)
BTC/JPYの4時間足チャートを見ていきます。4月19日に陰線を形成し、一時58万3千円台まで反落したBTCはその後上昇チャートを継続し、4月20日以降節目である60万円台に張り付いた値動きを続けています。
本日4月21日も60万円台目前での値動きを続けているBTCはこのまま大きな下降チャートを形成せずに上値を伸ばしていけるのか注目です。
本日4月21日までの注文比率を見た場合、4月18日以降、買い注文・売り注文共に急増させていたBTCは流動性の高い市場が続いていましたが、4月20日には買い注文・売り注文共に大きく解消された動きが確認されています。その後の注文比率は大きな変動も見られておらず、4月18日以降の市場と比較して流動性の低い状況が続いています。
BTC/JPYの日足チャートを見ていきます。4月20日より連日60万円台目前の価格帯で張り付いた値動きを見せているBTC、今後直近高値である60万8千円台への到達を見せずに反落した場合、下降チャートへ移行するサインであるhead and shoulderのパターンも見え始めるため警戒が必要な場面です。
そんな中、BTC市場を日足チャートで見た場合、60万円台目前でのローソク足では十字足の形成も見え始めています。またMACDの視点から見た場合も、4月16日以降上昇チャートを継続しているBTCではありますが、MACD線のベクトルは下方へ傾いており、現在の上昇チャートが勢いのあるものではないということがわかります。
4月20日以降、買い・売り注文量共に大きく解消させているBTCは流動性も低いものと判断されやすく、現在の状況では節目である60万円台を突破するには少々勢いが足りない印象を受けます。
まずは現在の価格帯から反落を起こす際にしっかりと反発を見せ、しっかりとしたサポートラインが形成されるのか注目したいところです。BTCチャートにて短期的にでもしっかりとした足場が確認される場合、再び節目突破を試みる展開が見られるのではないでしょうか。
20代男性。都内名門高校卒業後、ベンチャー企業を経てコイン東京へ。二次元好きのセミプロゲーマー、好きが嵩じて仮想通貨やDappsゲーム、ブロックチェーン技術の世界にハマる。ゲーム知見と理数的素養から、最新の技術もカバーしつつ、プロジェクトの情報収集や分析を最も得意とする。
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