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  • 2019/04/22
  • 2019/04/22
  • コイン東京編集部 コイン東京編集部

著名な米投資家が次の強気市場でビットコインの時価総額が1兆ドルに達すると主張-仮想通貨ニュース

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元ARK Investの仮想通貨部門のリーダーで、暗号ベンチャーキャピタルPlaceholderのパートナーのクリス・バーニスク氏は、次の強気市場にビットコインの時価総額が1兆ドルを超えると主張しました。

BTCが次の強気市場で1兆ドルに


「各年末のトップ10の暗号資産を見ると、ビットコイン(青)が次の強気市場で1兆ドルになると思います。」

「別の興味深い傾向は、2-10の通貨が徐々にBTCに拮抗していることです。以前はビットコインと9人の小人のようだったが、小人は比較的急成長を遂げました。」

ビットコインの価格が2ドルに達した2017年のバブルの最高時に、暗号市場の時価総額は8130億ドル(89兆円)に達しました。ビットコインの時価総額が1兆ドルを超えると、1BTC=4万ドル(440万円)以上の価値になります。これは、2017年のピーク時の暗号市場全体の価値を上回ります。

ゴールドや他の商品(コモディティ)と同様に、純資産の高い個人や機関に投資家の投資を受け入れるために、ビットコインは「ストアオブバリュー」の資産クラスとして、適切なインフラストラクチャを備えなければなりません。短期的に、カストディや規制された取引プラットフォームなどのインフラが必要となります。

ニューヨーク証券取引所のオーナーでICE(インターコンチネンタルエクスチェンジ)のジェフ・スプレッチャーCEOは、昨年フォーブスのインタビューで、ビットコインを購入しようとする場合に機関投資家に生じる問題について語りました;

「ビットコインは良い市場構造を持っていません。ビットコインでさえ、さまざまな取引所でばらばらな価格が掲示されています。そして、ビットコインとドルを取引する際に最大6%のスプレッドを支払う必要があります。つまり、損益とんとんになるまでにBTCは6%も上昇する必要があります。」

著名な投資家でギャラクシー・デジタルCEOのマイク・ノヴォグラッツ氏は、ビットコインが数兆ドル規模の時価総額を上回る要因として、機関投資家のコミットメントを指摘してきました。以前、ブルームバーグに対してノボグラッツ氏は以下のように述べています:

「すぐにはそこ(20兆ドル)には到達しない。起きる事は、例えば勇敢な年金基金の1社、マーケットリーダーのどこかがこう言うのだ、『聞いたか?カストディが整った、ゴールドマン・サックスが関与していて、Bloombergにはインデックスがあるから自分でパフォーマンスを追跡できる。』、彼らは購入することになる。そして、2社目が買う。すると、一般投資家で見たのと同じFOMO(取り残される事への恐れ)が機関投資家でも実演されるだろう。」

機関投資家の暗号市場への参入は、2017年以来ずっと期待され続けてきました。

最近、BitGoとTRADE Cryptoによる米国の150の寄付基金を対象とした共同調査の結果、94%が既に暗号市場に投資していると回答しました。


2月にデジタル資産会社モルガン・クリーク・デジタルは、4000万ドル(約44億円)の資金調達に米国で初めて2つの独立した公的年金基金が参加した事を発表しました。

同月、グレイスケールは、2018年に調達した仮想通貨信託の投資額3億5,950万ドル(約400億円)のうち、66パーセントは機関からであると主張しました。

今月、ハーバード基金の関連会社がBlockstackの資金調達への参加を表明した様に、機関によるトークンへの関心もここ数カ月で著しく増加しています。


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