(TraidingViewのBTCJPY 2時間足チャート)
BTC/JPYの2時間足チャートを見ていきます。4月23日に63万1千円台まで価格を伸ばしたBTCは、その後更に上昇への値動きを試みましたが、上値更新には至らず4月26日に価格を急落させます。結果BTCは下値を一時56万円台まで下げることになり、ようやく突破していた節目である60万円台を再び割る形となっています。
4月26日に大陰線を形成したBTCですが、ローソク足には非常に長い下ヒゲも伴っており、下落後に強い反発も起きていることがわかります。下落後に強い反発を見せたBTCは4月19日から4月23日までのレジスタンスラインである59万6千円台で抑えられた形となり、再びベクトルを下方へ傾けています。
4月27日以降、値動きの落ち着きを取り戻しつつあるBTCは20日移動平均線に支えられた値動きが続いています。今後移動平均線を割る値動きが見られる場合、4月上旬より長く続いていた上昇トレンドは一時終える形となるため、重要な局面とも言えるでしょう。
移動平均線に支えられながら再び上昇への動きを見せたいBTCではありますが、本日4月28日までに強い上昇の値動きは見られていません。また明日4月29日以降には現在の上値である58万円台近辺には一目均衡表の厚い雲も推移するため、更に上値が重くなる展開が予測できます。
BTC/JPYの日足チャートを見ていきます。4月26日に大陰線を形成したBTC、BTCの注文量も合わせて見た倍、大陰線と共に買い注文量の大きな減少、売り注文の急激な状況が見られました。特に大きく減少したBTC買い注文量は2018年を含め安値を更新した形となっています。
今後一気に減少した買い注文がどのタイミングで再び上昇するのか考える必要があります。現在移動平均線に支えられた値動きを続けている中、BTCの買い注文量は未だ大きな動きがありません。
そのため買い注文量が上昇するためにはもう一段下落をする必要がある場合があります。売り注文量も多く溜まっている現状は十分移動平均線をブレイクし、下降トレンドへ移行する可能性が控えられているため警戒は必要でしょう。
20代男性。都内名門高校卒業後、ベンチャー企業を経てコイン東京へ。二次元好きのセミプロゲーマー、好きが嵩じて仮想通貨やDappsゲーム、ブロックチェーン技術の世界にハマる。ゲーム知見と理数的素養から、最新の技術もカバーしつつ、プロジェクトの情報収集や分析を最も得意とする。
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