COIN TOKYO

  • 2019/05/09
  • 2019/05/09
  • コイン東京編集部 アオ

ビットコイン(BTC)は上値を連日更新する値動きに、今後価格は上昇を続けるのか?-5月9日チャート分析

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5月3日以降、レンジ相場を形成していた仮想通貨ビットコイン(BTC)ですが、5月7日にはレンジ相場のレジスタンスラインを突破し、本日5月9日には更に上値を更新する値動きが続いています。連日上値を更新する値動きを続けているビットコインは今後どのような値動きを見せるのでしょうか?

仮想通貨ビットコイン(BTC)は上昇ウェッジを形成、今後も上値を更新し続けるのか?

BTC/JPYの4時間足チャートを見ていきます。5月3日以降、64万5千円台をレジスタンスラインとしたBTCは5月7日には66万円台、更に本日5月9日には66万9千円台まで上値を伸ばす値動きを見せています。

連日上値を更新する値動きを見せているBTCは現在上昇ウェッジのパターンを形成しています。今後BTCが上昇ウェッジのラインに沿って値動きを続けるのか注目です。また上昇ウェッジは最終的に強い反転を起こしやすいサインでもあります。

そのため今後の値動きの中で特に注意したいポイントとして、4月30日以降から形成される上昇トレンドラインのブレイクに気を付けましょう。上昇トレンドラインのブレイクはサポートラインのブレイクと同時に上昇ウェッジのブレイクにもなるため、大きい下落を起こす可能性もあるため警戒しましょう。

BTC/JPYの日足チャートを見ていきます。5月3日以降から形成されたレンジ相場から再び上昇チャートへ切り替えているBTCですが、日足チャートでのMACDでは4月中旬よりMACD線のベクトルが下向きになっており、現在BTCチャートではダイバージェンスを発生している状況と言えます。

ダイバージェンスの発生はそれまで発生していたトレンドが終わるタイミングに発生しやすいシグナルです。今後BTCがダイバージェンスを否定するにはMACD線が4月10日の位置を超える必要があります。

BTC/JPYの週足チャートを見ていきます。本日5月9日まで上昇チャートを形成しているBTCは、厚い一目均衡表の雲への接触が近づいてきました。更に現在上値である66万9千円台は既に2018年に長くに渡ってサポートラインとして機能していた価格帯近辺です。そのため今後のBTC市場にとって、非常に力強いレジスタンスラインへとロールリバーサルされる可能性もあるため注意が必要です。

現在上昇チャートを形成しながらも、下降チャートの可能性を高める多くの要因が発生している状況のため、強気相場ながらも警戒はしておいた方が良いでしょう。今後継続した強気相場が意識できる要因として、日足チャートでのMACD線上昇によるダイバージェンス否定が考えられるでしょう。


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