(TraidingViewのBTCJPY 4時間足チャート)
BTC/JPYの4時間足チャートを見ていきます。5月3日以降、64万5千円台をレジスタンスラインとしたBTCは5月7日には66万円台、更に本日5月9日には66万9千円台まで上値を伸ばす値動きを見せています。
連日上値を更新する値動きを見せているBTCは現在上昇ウェッジのパターンを形成しています。今後BTCが上昇ウェッジのラインに沿って値動きを続けるのか注目です。また上昇ウェッジは最終的に強い反転を起こしやすいサインでもあります。
そのため今後の値動きの中で特に注意したいポイントとして、4月30日以降から形成される上昇トレンドラインのブレイクに気を付けましょう。上昇トレンドラインのブレイクはサポートラインのブレイクと同時に上昇ウェッジのブレイクにもなるため、大きい下落を起こす可能性もあるため警戒しましょう。
BTC/JPYの日足チャートを見ていきます。5月3日以降から形成されたレンジ相場から再び上昇チャートへ切り替えているBTCですが、日足チャートでのMACDでは4月中旬よりMACD線のベクトルが下向きになっており、現在BTCチャートではダイバージェンスを発生している状況と言えます。
ダイバージェンスの発生はそれまで発生していたトレンドが終わるタイミングに発生しやすいシグナルです。今後BTCがダイバージェンスを否定するにはMACD線が4月10日の位置を超える必要があります。
BTC/JPYの週足チャートを見ていきます。本日5月9日まで上昇チャートを形成しているBTCは、厚い一目均衡表の雲への接触が近づいてきました。更に現在上値である66万9千円台は既に2018年に長くに渡ってサポートラインとして機能していた価格帯近辺です。そのため今後のBTC市場にとって、非常に力強いレジスタンスラインへとロールリバーサルされる可能性もあるため注意が必要です。
現在上昇チャートを形成しながらも、下降チャートの可能性を高める多くの要因が発生している状況のため、強気相場ながらも警戒はしておいた方が良いでしょう。今後継続した強気相場が意識できる要因として、日足チャートでのMACD線上昇によるダイバージェンス否定が考えられるでしょう。
20代男性。都内名門高校卒業後、ベンチャー企業を経てコイン東京へ。二次元好きのセミプロゲーマー、好きが嵩じて仮想通貨やDappsゲーム、ブロックチェーン技術の世界にハマる。ゲーム知見と理数的素養から、最新の技術もカバーしつつ、プロジェクトの情報収集や分析を最も得意とする。
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