COIN TOKYO

  • 2019/05/10
  • 2019/05/10
  • コイン東京編集部 新崎優太

ビットコイン(BTC)は2018年度に長く機能したサポートラインまで上昇、今後の価格はどうなるのか?-5月10日チャート分析

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5月7日より上昇への値動きを続けている仮想通貨ビットコイン(BTC)は本日5月10日にも更に上値を更新する値動きを見せています。ビットコインは現在節目である70万円台目前まで上値を伸ばしており、同時に2018年度に長く機能したサポートラインまで接触する値動きを見せています。ビットコインは今後更に上昇する値動きを見せるのでしょうか?チャートを確認していきます。

上昇を続ける仮想通貨ビットコイン(BTC)、売り注文量も減少する動きへ切り替わり、更なる上昇への後押しとなるのか?

(TraidingViewのBTCJPY 2時間足チャート)

BTC/JPYの2時間足チャートを見ていきます。5月3日以降レンジ相場を形成したBTCは5月7日よりレジスタンスラインを突破し、本日5月10日まで上値の更新を続ける値動きを見せています。現在BTCは69万7千円台まで上値を更新しており、一時小さな反落を起こしています。節目である70万円台を目前に一時上昇を終えたBTCは今後も上昇チャートを形成する形を見せるのでしょうか?

BTCの注文比率を見た場合、5月3日のレンジ相場形成以降、徐々に売り注文量を増やしてきたBTCでしたが、本日の上値更新にて遂にベクトルを下方へ切り替えています。対して買い注文量は上昇方向への動きを見せており、市場では再び更なる強気相場への期待が高まっている状況だと言えます。

BTC/JPYの週足チャートを見ていきます。本日節目である70万円台目前である69万7千円台まで上昇したBTCは遂に2018年2月から11月まで長くに渡り機能してきたサポートラインに接触する形となりました。今後注目するポイントとして、過去に長期的に機能してきたサポートラインが今回の市場でも影響を起こすのかという点です。

2019年4月以降、順調に上昇チャートを形成してきたBTCは、これまでに長期足の中で目立つほどの反落を起こしていません。そのため過去のサポートライン接触は調整の動きへ切り替わるタイミングとなりやすいとも考えられます。更に本日5月10日のチャートでは遂に一目均衡表の厚い雲と接触することになりました。現在大きな反発を見せていないBTCは依然上昇への勢いが続いている可能性が高い状況と言えますが、節目である70万円台接触には十分に気を付けましょう。

逆にこのまま上昇チャートを形成し、節目の突破を起こした場合、BTCは一目均衡表雲の下限を突破する形見せます。その場合一つの反落を危惧する要因が解消されるため、強気相場目線へ傾くことになります。

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