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  • 2019/05/12
  • 2019/05/12
  • コイン東京編集部 コイン東京編集部

入出金再開を控えるBinanceが次回のローンチパッド・トークンセールを示唆

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5月7日にハッキングにより7000 BTCを奪われた後、Binanceはセキュリティチェックのために、入出金を停止していました。12日、Binanceのジャオ・チャンポンCEO(以下CZ)は、今週初めに入出金サービスを再開する旨を通知しました。

*13日追記;
CZは、入出金再開目標を14日火曜日に設定しました。アジア時間、米国時間かは定まっていないため、15日になる可能性があります。


Binanceが入出金再開へ


「我々は来週(12日週)の初めを目指しています。“備えあれば憂いなし”で望んでいます。皆さまのご理解に感謝致します。」

最大のアルトコイン取引所でもあるBinanceへの入金を切望するユーザーに応えて、CZは「昼夜を問わず取り組んでいます。」と付け加えました。

ハッキング後、同社は顧客に、セキュリティ、プロセス、および管理体制を「大幅に見直す」ことを約束していました。CZは以下のように述べました:

「このインシデントの間にハッカーによって悪用された領域API、2FA、および出金検証領域に対する重要な変更(を約束します)。」

次回ローンチパッド、トークンセール発表の予告

12日にBinanceは、ローンチパッドで次にトークンセールを開催するプロジェクトが「Harmony」だと発表しました。5月15日にIEO(イニシャル・エクスチェンジ・オファリング)の詳細が発表されます。


Harmonyプロトコルは、革新的なハイスループット、低レイテンシー、そして低料金のコンセンサスプラットフォームです。Harmonyは、オフチェーンの計算にサイドチェーンを利用することでスケーリングを達成するレイヤ2ソリューションです。Plasmaフレームワークとプルーフオブステーク(PoS)バリデーターを使用して資産のセキュリティを確保します。

Harmonyは、毎秒1000万トランザクションと100ミリ秒のレイテンシーの実現を目的としたオープンインフラストラクチャです。分散型経済に不可欠な高性能なコンセンサスプラットフォームを構築する事を目指しています。

7日のハック後、バイナンスコイン(BNB)は下落していました。しかし、ビットコインの上昇と市場全体の活性化も相まって、12日夕方の時点に1BNB=2,354円、前日比8.71%高で取引されています。過去7日間で5.4%安まで回復しました。

仮想通貨取引所Binanceの出来高、過去3か月の推移 参考:Coingecko

仮想通貨取引所Binanceの過去24時間の出来高は21.2億ドル(2332億円)に増加しています。


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