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  • 2019/05/12
  • 2019/05/12
  • コイン東京編集部 アオ

イーサリアム(ETH)は一時的に反発を見せるもその後価格を急落させる、今後の値動きはどうなる?-5月12日チャート分析

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2019年2月末移行、下降チャネルに沿った下降チャートを形成してきた仮想通貨イーサリアム(ETH)は5月11日にチャネルラインに接触し、一時的に強い反発を見せましたが、その後は再び下降チャートを形成しています。イーサリアムは今後も下降チャートを継続することになるのでしょうか?チャートを確認していきます。

下降チャネルライン接触後、反発を見せた仮想通貨イーサリアム(ETH)だが、その後すぐに反落を起こす

ETH/BTCの時間足チャートを見ていきます。2019年2月以降、下降チャネルに沿った値動きとなり、下降トレンドを形成しているETHは5月4日に下落を一時止め、強い反発を見せましたが、上昇は限定的となり、その後大きく下落、2018年9月の転換線である0.0268BTC台まで下落しました。その後は更に下値を更新し、5月11日には下降チャネルラインに接触する値動きを見せます。

下降チャネルライン接触後のETHは一時的に強い反発を見せますが、今回も上昇は限定的となり、本日5月12日には下値を0.0262BTC台まで下落しました。そのためETHは今後も下降チャネルラインに沿った下降チャートを継続する可能性が高いと言えるでしょう。

ETH/USDの4時間足チャートを見ていきます。対BTCチャートでは継続した下降チャートを形成しているETHですが、対法定通貨でのチャートでは徐々に上値・下値共に切り上げる値動きへ切り替えており、対BTCチャートとは逆に上昇チャネルに沿った値動きを見せています。そのため現在ETHは決して価値を下げている状況ではないということがわかります。

次に本日5月12日までの主要仮想通貨ドミナンスチャートを見ていきます。本日5月12日の仮想通貨市場として最も注目したいポイントはビットコイン(BTC)の急上昇です。BTC/JPY市場では一時上値を88万円台まで伸ばす値動きを見せました。

これまでの仮想通貨ドミナンスを見た場合、BTCとETHの関係性として、BTCが急上昇する際にETHは下降チャートを形成し、逆にBTCが下降チャートを形成する際にETHが上昇するパターンを繰り返しています。これまでのパターンが今回も関与している場合、本日5月12日に価格を急上昇させたBTCの存在により、ETHはしばらく下降チャートを形成する可能性があります。

そして今後トレンド転換を起こす一つの指標としてBTCが上昇チャートから下降チャートへ切り替え始めたタイミングでETHのトレンド転換が起きやすい展開を見せるのではないでしょうか?


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