COIN TOKYO

  • 2019/05/14
  • 2019/05/14
  • コイン東京編集部 新崎優太

ビットコイン(BTC)は2019年度の最高値をさらに更新、今後の価格はどうなるのか?-5月14日チャート分析

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5月12日に上値を88万円台まで伸ばした仮想通貨ビットコイン(BTC)は強い反落を受けた後、落ち着いた値動きへ切り替わりました。落ち着きを取り戻したビットコインは5月13日より再び上昇チャートの形成を開始し、本日5月14日には5月12日の上値を更に更新し、節目である90万円台も突破する値動きを見せています。ビットコインはこのまま更に上昇の値動きを見せることになるのでしょうか?チャートを確認していきます。

買い注文量を急上昇させた仮想通貨ビットコイン(BTC)は上値を押し上げる展開へ

(TraidingViewのBTCJPY 2時間足チャート)

BTC/JPYの2時間足チャートを見ていきます。5月12日に上値を88万円台まで伸ばしたBTCは、その後一時下値を74万3千円台まで落とす値動きを見せました。その後それまでの値幅と比較して落ち着いた値動きを見せていたBTCでしたが、下値は徐々に切り上げる値動きを見せており、落ち着いた値動きながらも緩やかな上昇チャートを形成していたことがわかります。

そんな中、5月13日の深夜帯よりBTCは価格を再び急上昇する値動きを見せました。5月13日深夜帯に大陽線を形成し、価格を急上昇させたBTC、大陽線に伴う出来高は暴騰を見せた5月11日から5月12日時点のローソク足と比較しても更に高いものとなっており、BTCが高い流動性の中、再び上昇チャートを形成したということがわかります。

本日5月14日も更に上値を伸ばす値動きを見せたBTCは結果5月12日時点の上値である88万円台を突破し、現在上値を91万円台まで伸ばしています。直近の上値と同時に節目となる90万円台を突破したBTCは今後も更なる上昇を見せるのでしょうか?

5月13日から5月14日時点のBTCチャートでもう一つ注目するポイントとして、BTCの注文比率です。これまでのBTCチャートでは売り注文量が買い注文量を上回る展開を続けてきました。そんな中、5月13日深夜帯から本日5月14日の時点で買い注文量を大きく上昇させ、売り注文量と近い数量となってきています。そのため現在のBTCチャートでは強い買い圧力が加わっていることになり、更に上値を押し上げる展開を見せる可能性があります。注意したい点として、今後チャート上の値動きにて、下落が示唆されるサインが出現する場合、これまで急上昇していた買い注文量が手放される可能性も生まれており、結果BTCを大きく下落させる値動きへ繋げる場合があるため、警戒しましょう。

FXBTC/JPYの2時間足チャートも見ていきます。本日5月14日に上値を更に更新させたBTCですが、反落を起こすタイミングとしてもう一つ警戒するポイントがあります。それがFXBTCチャートでの動きです。BTC/JPYチャートにて5月12日に88万円台まで上値を伸ばしたBTC、この88万円台という価格帯はFXBTC/JPYチャートでの大台100万円台に接触したタイミングです。

本日上値を更新したBTCですが、FXBTCでは未だ5月12日時点のような大台接触には至っておりません。今後も大台である100万円台は強い抵抗線として機能する可能性が高く、反落を起こす可能性の高い価格帯です。そのため今後の値動きとしてFXBTCの値動きも同時に確認する必要があります。

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