22日のリリースで米国著作権局は以下のように述べている;
「原則として、著作権局が登録申請を受けたとき、申請者が提出された資料に記載された声明の真実性について証明する。著作権庁は、発表されたいかなる陳述についても真実を調査しません。著作物が雅号で登録されている場合、著作権局は、申請者と雅号著者の間に証明可能な関係があるか調査しません。」
コインデスクによると、著作権を登録するのに必要な物は55ドルの手数料とネット接続だけ。米国著作権局の登録は、芸術や文学のクリエイターを保護するために設計されたリポジトリであって、不変の真実のリソースでは無いとした。
※23日午後追記;
著作権局によると、登録の目的は「著作権法によって保護された作品に対する利益の主張であり、その内容の真実性の判断では無い」という。
審査プロセスは主に、作品が著作権法に基づく保護の対象となるか、申請が登録の要件を満たすかを判断する。著作権局のリリースの最後の一節は以下のように記されている;
「ライト氏に発行された2件の登録の場合、審査過程で、著作権庁はよく知られた雅号“サトシ・ナカモト”に注目し、クレイグ・S・ライトが登録された作品の著者で権利主張者なのか、申請者に確認を求めた。ライト氏はその確認をした。この対応は、公開登録記録の一部となっている」
なお、以下の署名が意図する、異議申立手続も受け付けていない。
一方、元自称ナカモトサトシと知られるクレイグ・S・ライト氏の著作権登録について、削除を求めるオンライン署名が始まった。22日にChange.orgに開設されたページによると、現在までに556件の署名が集まっている。
This is hilarious. People are signing their names to a clearly libellous statement in the form of a petition. Is there such a thing as a reverse class action? https://t.co/gVBW5ymF91
— Calvin Ayre (@CalvinAyre) 2019年5月22日
これに対してBitcoinSVの主要なマイナーCoingeekの創業者カルヴァン・エアー氏は、「逆集団訴訟の方法はないか?」と一笑に付した。
エアー氏によると、クレイグ氏は2008年にビットコインを最初に発明して以来「大規模なオンチェーン・スケーリング」に取り組んできた。20日にBitcoinSVはVersion0.2.0をリリースした。テストネットは、最大ブロックサイズを10GBに増やし、デフォルト・ブロックサイズを128MBに設定した。
7月24日に予定されるプロトコルアップグレード「Quasar」で、BitcoinSVのメインネットの最大ブロックサイズは2GBに、デフォルト・ブロックサイズは128MBに拡張される。ブロックサイズが大きいと、より多くのトランザクションを処理できる。その分ネットワークノードへの伝播効率とトレードオフになるが、その解決法が鍵となる。1週間後には、トロントで「CoinGeekスケーリング会議」が開催される。
23日時点、BitcoinSVは前日比4.78%の独歩高を見せている。時価総額19億ドルで市場11位に上昇した。
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