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  • 2019/05/23
  • 2019/05/23
  • コイン東京編集部 コイン東京編集部

トレーダーは下目線、ビットコインの健全な調整を月足ログスケールとMACDが示す

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23日、ビットコイン(BTC)は846,297円、前日比3.77%安。24時間の出来高は2兆7400万円、過去1週間に28%下落しています。

ビットコインのログスケールによる月足チャートによると、「上昇相場の揺り戻し」を迎える可能性を示唆しています。揺り戻しは、相場の上昇(下落)が行き過ぎた後に、反対の動きを見せることを指します。

仮想通貨トレーダー@SeekingDusanは、ログスケールによる月足チャートに基づいて、ビットコインに上昇の勢いが残っておらず、今後上昇を再開するために健全な調整を経験する必要があると指摘しました。

成長の前に調整が必要


トレーダーは、「調整せずに放物線(パラボリック)の成長を描くことはできない」と、妥当なラインとして4,000ドルを指定しました。

ビットコイン価格の軌跡は、しばしば放物線と表現されます。2017年の強気相場の最盛期に、時価総額による主要な暗号の価格はメディア資産の放物線の破れとなり、資産価格は過去最高の2万ドルに達しました。

放物線の上昇が崩れた後に85%の減少が続きました。やがて2018年12月15日に3,191.30ドルの底値を付けるとビットコインは再び軌道に戻り、新しい強気相場に向けて準備しました。

弱気な売却圧力が弱まった時、ビットコインは再びパラボリックに転じて、4,200ドルから直近最高値8,400ドルまで急上昇しました。仮に価格行動がより上方へ向かうとしても、一旦揺り戻しが生じる可能性があります。

MACDは調整過程を示唆


別のトレーダー@davthewaveは、ビットコインの月足MACD(移動平均収束拡散法)が、暗号の冬の時代にさえゼロラインを下回ることが無かったため、弱気領域への下落を迎えると主張しています。

MACDは2本の移動平均線(MACDとそれを単純移動平均化したシグナル)を用いて、相場の周期とタイミングを捉える指標です。棒グラフはMACDーシグナルで算出したヒストグラムです。

2014年から2015年の弱気相場の間、月足MACDは一時的に中心線を下回り、すぐに上昇してチャートのV字型の底を形成しました。Daveから見ると、ビットコインは上昇相場前に、一度MACDのゼロラインを下回る必要があります。

これらは「観点の問題」です。ビットコインを見るとき、資産の長期的な価値を計る投資行動も賢明です、将来的に10万ドルから数100万ドルの価値に達するかもしれません。強気の勢いが急速に回復していることから、トレーダーの知見を無視して価格が上昇し続ける可能性も残されています。


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