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  • 2019/05/31
  • 2019/05/31
  • コイン東京編集部 コイン東京編集部

ビットコインが数時間で1,000ドル急落、週初めの「価格ギャップ」を埋め戻す

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31日早朝にビットコイン(BTC)は、2018年5月以来初めて9,000ドルの抵抗水準を一時的にブレイクしました。しかし直後に1,000ドル減少しました。31日朝に1BTC=8,250ドル(904,146円)前日比4.95%安で取引されています。

ビットコインは、今週初めの米国の祝日に急上昇しました。この際、CME(シカゴ・マーカンタイル取引所)で価格ギャップが発生しましたが、31日の急落はこれを埋め戻しています。


先物市場の価格ギャップの埋め戻し

米国のオプション取引では、ビットコイン価格チャートの「ギャップ」が埋められる可能性が議論されています。米国先物市場CMEは週末に取引を停止するため、その間の急激な値動きは、チャートに「窓開け」と呼ばれる価格ギャップを生みます。

これらのギャップは、高い割合で埋め戻される可能性があるとも指摘されています。@CanteringClarkによると、ビットコイン先物の価格ギャップの埋め戻しは、需給の不均衡、またはトレーダー感情の大きな変化を示します。背後にはトレーダーの生存バイアスがあり、平均値へ回帰するよう作用します。これらのギャップは数日から数週間、さらには数年後に「埋め戻す」場合があります。

要するに、BTCの将来の価格行動のターゲットとしてよく意識されます。実際に17日に起きたBitstampの3500 BTCの売却は、13日に発生した価格ギャップを埋め戻しました。

以来、より多くのトレーダーがギャップの埋め戻しを分析しています。直近のCMEのビットコイン先物チャートには、7,200ドル(792,000円)を下限とする価格ギャップがまだ残されています。


このギャップは現在の価格帯を下回っており、ビットコインの修正のサポートラインとして機能する場合があります。

ブルームバーグによると、仮想通貨の商業銀行ギャラクシー・デジタルのマイク・ノボグラッツCEOは30日、会社の第1四半期の業績発表会で、ビットコイン価格は「おそらく7,000ドルから10,000ドル間で調整される」と述べたという。

「ご存知でしょうが、木は空に向かって真っすぐには成長しません。私が間違っているなら、それは喜ばしいことだ。十分な興奮と勢いがある事を示す。」


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