• 2019/05/31
• 2019/05/31
• コイン東京編集部 新崎優太

ビットコイン(BTC)は5月31日に上値を更新するも大台目前にて再び反落！ビットコインの今後を価格チャートから分析【2019/5/31】

今年の最高値を更新したビットコイン(BTC)だがその後の反落は複数のサポートをブレイクする形に

（TraidingViewのBTCJPY 2時間足チャート）

BTC/JPYの2時間足チャートを分析していきます。5月27日以降97万4千円台をレジスタンスラインとしたビットコイン(BTC)は5月29日に強力なサポートラインを確認後、一目均衡表の雲に沿うように再び上昇方向への値動きを見せました。上昇の動きはそのままレジスタンスラインである97万4千円台を突破し、上値を99万円台まで伸ばしました。しかし大台となる100万円台へ更に近づいたビットコイン(BTC)は新たな抵抗線に触れた形で強い反落を起こしています。

99万円台接触後の反落は非常に強いものとなり、高い出来高を伴いながら一目均衡表の雲及び5月上旬からの上昇トレンドライン、更に5月29日に確認できたサポートラインをもブレイクする下落を見せたことになります。

急落を見せたビットコイン(BTC)は5月16日以降の下降トレンドラインに接触した形で揉み合いの値動きへ切り替わっています。

【ここがポイント】ビットコイン(BTC)/JPYの価格チャートの見方

今後注目するポイントとして、本日5月31日に2019年度の最高値を更新後、強い反落を起こしたビットコイン(BTC)は複数のサポートライン要因をブレイクした形を見せているという点です。更に下落は5月16日以降の下降トレンドラインで止まっているものの、その後の強い反発は見られておらず、5月29日にサポートラインへロールリバーサルされた91万7千円台近辺が再びレジスタンスラインへ切り替わっている可能性があります。今後再び上昇チャートを形成するためには91万7千円台を再び突破できるのかという点に注目しましょう。

FXBTC/JPYの2時間足チャートも分析していきます。本日5月31日に今年の最高値を更新した後に強い反落を見せたビットコイン(BTC)ですが、FXビットコイン(FXBTC)では5月12日に伸ばした上値に再び接触したタイミングで反落を見せたことがわかります。ビットコイン(BTC)の反落はこのFXビットコイン(FXBTC)の影響が少なからず関わっていると予測できます。

また一度目の高値接触を見せた5月12日から二度目の高値接触を見せた本日5月31日までのチャートではしっかりと下値を切り上げる形を見せており、今後も更に下値を切り上げる可能性は十分に控えられています。また今後下値を更に切り上げる場合、ビットコイン(BTC)は上昇型のトライアングルパターンを形成する形となり、大台に対してのアクションを見せるタイミングが刻々と近づいていることが予想できます。

今後のビットコイン価格チャートの予想される動き

FXビットコイン(FXBTC)の値動きまで合わせて見た場合、本日5月31日に複数のサポート要員を下方へブレイクし、更に過去のサポートラインを再びレジスタンスラインへ切り替えた可能性のあるビットコイン(BTC)ではありますが、まだまだ上昇への動きに期待できる状況です。まずは現在のレジスタンスラインで揉み合いながらも突破し、再び5月上旬以降の上昇トレンドラインを上方へ抜けたいところです。上昇トレンドライン上への復帰はビットコイン(BTC)市場を継続された強気相場と判断する要因となりやすく、買い戻しの動きも確認される可能性もあります。

今後注目！ポイントのビットコイン相場価格

まずはレジスタンスラインへ切り替わりつつある92万円台の突破、更には5月上旬からの上昇トレンドラインへの接触を見せたいところです。上昇トレンドラインは本日5月31日から明日6月1日には92万5千円台で推移することになります。

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