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  • 2019/06/06
  • 2019/06/06
  • コイン東京編集部 コイン東京編集部

トロン(TRX)の創設者「Justin Sun」のグーグル検索ボリュームが急上昇、ウォーレン・バフェット氏との昼食会を控える

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今週、トロン(TRX)の創設者ジャスティン・サン氏は、偉大な投資家でバークシャーハサウェイのウォーレン・バフェットCEOと一緒に昼食を採る権利を、史上最高額で落札した事で脚光を浴びました。

仮想通貨の枠を越えて、主流なメディアが中国の起業家について書いたため、グーグルトレンドでJustin Sunの名は検索率が急上昇しました。

主要なメディアへの露出効果

6月2日週「Justin Sun」検索率の増加

ジャスティン・サン氏のメディア露出は、大衆の興味を刺激しました。グラフが示すように、これはサン氏は、主流への最初の大きな突破口を開いています。同氏は、トロン設立前に、中国版Snapchatと名付けたアプリ「Peiwo」を成功させた連続起業家です。

トロンのCEOは昼食を共にするために、NPOのグライド基金が主催するチャリティーオークションで、史上最高額の456万7888ドル(約5億500万円)で権利を落札しました。今年で20回目を迎えるオークションは、飢え、貧困、ホームレス、病気のほか、社会的孤立や阻害に苦しむサンフランシスコの最も弱い立場に置かれた人々を支援します。

直近8年間の落札履歴 ソース:Bloomberg

ウォーレン・バフェットと仮想通貨

ウォーレン・バフェット氏は以前ビットコインを「殺鼠剤の2乗」、「幻影」、「通貨ではない」と批判しました。CNBCの2月のインタビューで、ビットコイン(BTC)には「まったくユニークな価値がない」と述べ、仮想通貨を否定しました。

わずか2年で時価総額25.6億ドルの仮想通貨プラットフォームTRONを構築した28歳のジャスティン氏は、コミュニティレターで「史上最も成功した投資家の1人でさえ、来るべき波を見逃すことがあるかもしれない」と以下のように述べています;

「適切な理解とコミュニケーションを通じて、バフェット氏は仮想通貨とブロックチェーンに関する全体的な立場を変え、新しい投資戦略を彼のポートフォリオに取り入れるだろう。...彼は、アマゾン、グーグルの親会社、そしてアップルのような企業の可能性に気づかなかったことを認めています。バフェット氏が見るべき、成功する可能性のある多くのブロックチェーン企業があります。」

これに対しバフェット氏は声明を発表し、「ジャスティン君が昼食会参加権を獲得したことを喜んでいる。彼と、友人達に会う事を楽しみにしている。良い時間となるだろう。」と述べました。



オークション落札者は、友人を最大7名招待することが可能。ニューヨーク市内の老舗ステーキハウス「スミス・アンド・ウォレンスキー」で開催される昼食会の日程はまだ決まっていません。ジャスティン氏が誰を招待するのか、注目されています。

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