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  • 2019/06/07
  • 2019/06/07
  • コイン東京編集部 コイン東京編集部

ウェーブス(WAVES)のプライベート版Vostok(VOK)がメインネットをローンチ

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Vostokロゴ
大企業や公共機関向けに設計された分散型台帳プラットフォームVostokのメインネットが、サンクトペテルブルク国際経済フォーラムで正式に開設されました。Vostokは、パブリックチェーンである「ウェーブス(WAVES)」のプライベート版ブロックチェーンです。

トランザクションの検証のみをメインネットで

今後、Vostok(ボストク)プロジェクトのパートナーとクライアントは、プライベートチェーンだけでなく、(パブリックな)メインネットワークの独自のノードを構築できるようになります。Vostokネットワークのすべての機能を使用する一方で、トランザクションの検証のみメインネットを使用する事ができます。

ウェーブスとVostokプロジェクトの創設者アレクサンダー・イワノフ氏は以下のように述べています:

「サンクトペテルブルクでの私たちのプラットフォームの立ち上げは象徴的です。それはロシアでの私たちの仕事のインフラストラクチャを構築する最後のリンクであり、国際的な拡大へ向けた最初のステップです。」

Vostokについて

Vostokは、2018年にウェーブス・プラットフォームによって開発された、主に企業・公的機関向けの技術ソリューションです。このプロジェクトの主な目的は、認証、登録およびデータ追跡のデジタルインフラストラクチャの基盤を形成する事です。

Vostokは、2018年12月に最初の資金調達ラウンドを行い、6億ドルの評価額で1億2000万ドルを国内外の投資家から集めました。昨年9月には、ロシアの民間および軍事用ハイテク産業製品業の国有コングロマリットRostecと提携しました。現在、Vostokはロシアの大手企業および政府機関の顧客(Sberbank、Transmashholding、Vnesheconombank、およびNizhny Novgorod地域)と協力しています。

Vostokのメインネット開設に先立って、4月からVOKトークンのエアドロップが実施されました。発行量の4%のVOKトークンがWAVES保有者にエアドロップされました。イワノフ氏によるとVOKは開設時に約10億ドルの時価総額となる見込みです。VOKは当初、Waves DEXでのみ取引が利用可能になります。

WAVES自体は、日本の著名な投資家である与沢翼さんが最近投資した事で、有名なスマートコントラクト・プロジェクトです。7日時点、CoinMarketCapによるとWAVESは、時価総額251億円で市場38位にランクしています。


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