COIN TOKYO

  • 2019/06/14
  • 2019/06/14
  • コイン東京編集部 コイン東京編集部

バイナンス(Binance)が米国ユーザーの利用制限を示唆、BNBは10%急落

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Binanceは、米国ユーザーへのサービス提供を停止するという。

14日午後のリリースによると、同社はグローバルなコンプライアンス対応の一環として、2019年9月12日から利用規約に違反するユーザーアカウントを確認する事となる。改訂された利用規約によると「Binanceは米国のいかなる個人にもサービスを提供することはできない。」と述べています。

一方、Binanceは米国の規制に順守した子会社「Binance US」の立ち上げを準備しています。


Binance CEOのジャオ・チャンポン氏によると、Binance USはBinance.comと同じスピードと流動性を誇る。しかし、提携企業Bam Trading Inc.に運営され、本体とは異なる。Binance USはすでにツイッターアカウント@BinanceAmericaを開設している。詳細は後日発表されます。

Binanceによる動きは、米国の仮想通貨を巡る規制の不確実性と関連している事は明らかです。BinanceLaunchpadやDEXは、既に米国ユーザーからのアクセスをジオ・ブロックしています。KYC(顧客確認)していない米国ユーザーは、VPNを使用してBinance.comの制限を回避できるものの、本質的な解決策ではありません。

バイナンスコインが10%ダウン

ソース:The Block

The Blockによると、Binanceのトラフィックにおいて、米国ユーザーは約15%を占めています。また、Binanceは24時間の取引量が19億ドルを超える市場で最大の仮想通貨取引所です。仮に利用できなくなるような事になれば、双方にとって影響を及ぼすでしょう。

Binance.comが米国ユーザーを遮断すると同時に、米国子会社を立ち上げたというニュースを受けて、バイナンスコイン(BNB)の価値は約10%減少しました。14日夜の時点で1BNB=32.08ドル(3528円)で取引されています。

ソース:Coinlib

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