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  • 2019/06/14
  • 2019/06/14
  • コイン東京編集部 コイン東京編集部

「買い戻し(バイバック)」計画で中国系3コインが高騰-GXC、NAS、NULS

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中国系の3つの仮想通貨プロジェクトが同時期にパンプ(高騰)しています。いずれも6月初旬にトークンの「買い戻し(バイバック)」計画を発表しました。中国メディア8BTCが報じました。

6月に入り、ビットコイン価格が調整を経験する中で、中国の暗号市場はトレンドに反して急増しました。GXCが37%、NASが46%急増しました。過去1ヶ月間で、中国の3コインのパフォーマンスは主要な仮想通貨を上回っています。

価格高騰の手法か正当な戦略か

6月4日、GXCコイン(GXC)は、最初のラウンドとして170,000 GXCの買い戻しを発表しました。6月10日、そのうち15%(500万ドル相当)の買い戻しが終了しました。GXCは今後2か月間に残りの85%の買い戻し計画を実行します。GXCはまた、まもなく取引所LongBitをローンチします。GXCコインを使ってネイティブコインLBPを購入できる計画です。

ネビュラス(NAS)は、100億枚のNASコインを買い戻す計画です。同社はNASエコロジーの影響をさらに拡大する狙いで、今後のスマートアセット発行のコミュニティ基盤の強化に役立てると主張しています。

NULS(NULS)は、今後予定される「NULS 2.0エコロジープロジェクト」を促進するために、買戻し計画を発表しました。アナウンスを受けて、NULSの価格は1時間で最大20%急上昇しました。

しかし、暗号市場の「買い戻し」については多くの疑問もあります。基本的に事前アナウンスと価格の高騰を伴うため、買い戻し戦略は「パンプ」の方法として疑われてきました。買い戻しが正当に行われているのか、正当性を疑う人さえいます。

8BTCによると、「買い戻し戦略は見込みの薄い、技術力の乏しいプロジェクト」に適しています。一方、バイナンスコイン等、透過的な方法で、適切に需給を引き締めるコインも確かに存在します。バイナンスは四半期毎にレポートを配信している他、実際にブロックチェーンエクスプローラーで確認ができます。

投資家は、買い戻しを行うプロジェクトについて、入念に調べた上で参加する必要がある様です。


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