(TraidingViewのBTCJPY 4時間足チャート)
BTC/JPYの4時間足チャートを分析していきます。6月12日にそれまでレジスタンスラインとして機能していた5月17日以降から形成されていた下降トレンドラインをブレイクしたビットコイン(BTC)、同時に20日移動平均線、一目均衡表の雲をブレイクした形となり上昇トレンド転換へのサインを出現させました。
更にトレンドラインブレイク後は一時反落を見せますが、トレンドラインがサポートラインへロールリバーサルした形まで確認され、強気相場への期待が更に高まったことになります。
複数のテクニカル指標を上方へブレイクしたことで、強気相場へと切り替わったビットコイン(BTC)は本日6月15日まで価格を急上昇させており、現在6月2日から3日までの上値となった94万8千円台近辺で少し揉み合いの形に切り替わっています。
また本日6月15日までの急上昇により注文比率も大きく上昇する動きを見せており、特に売り注文は大きな幅で急増していることがわかります。
今後注目するポイントとして、まず未だ警戒しなければならないhead and shoulderの完成です。今後5月31日につけた上値である99万円台へ接触せずに反落を起こした場合、head and shoulderの完成が近づき、大きな下落を示唆する相場となってしまいます。
そのためにも現在急上昇しているビットコイン(BTC)が今後どこまで上昇できるのか注目する必要があります。
今後どこまで上昇するのか確認したいビットコイン(BTC)相場を注文比率まで合わせて分析した場合、6月12日のトレンドラインをブレイクするタイミングで売り注文量は急増し続けていることがわかります。既に大量に溜まっている売り注文量は今後更にチャートを上昇させるための燃料になり得る要因となります。
またトレンドラインブレイクしチャートが上昇するタイミングで売り注文量は溜まっているため、現在の注文量急増はショートヘッジの可能性も高いものとなっています。一つの大きく価格を上昇させる要素を持っているビットコイン(BTC)はhead and shoulderの可能性を控えながらも期待が持てる相場となっています。
現在94万7千円台で軽い揉み合いを起こしているビットコイン(BTC)ですが、注文比率は依然上昇中であり、今後も更に上昇する可能性は十分に控えています。現在の価格帯を突破した場合、次に意識されるラインは遂に2019年の最高値となる99万円台です。
大台目前となる99万円台には引き続き強い抵抗力がある場合もありますが、99万円台に接触した場合、これまで警戒されていたhead and shoulderが否定されるため、買い圧力も一気に高まり大台へ接触する可能性はあるでしょう。急増されている売り注文の解消も大台近辺で起きやすいのではないでしょうか。
仮に現在の価格帯から反落の値動きを見せた場合は5月17日以降から形成される下降トレンドラインがサポートラインとして機能するのか注目しましょう。下降トレンドラインがしっかりとサポートしてくれればやはりhead and shoulderは否定されることになり、押し目買いのチャンスが訪れます。
現在価格を急上昇させ、売り注文量も溜まっているビットコイン(BTC)、2019年の最高値である99万円台まで接触した場合、そのまま大台である100万円台突破も意識できる展開になることを覚えておきましょう。
20代男性。都内名門高校卒業後、ベンチャー企業を経てコイン東京へ。二次元好きのセミプロゲーマー、好きが嵩じて仮想通貨やDappsゲーム、ブロックチェーン技術の世界にハマる。ゲーム知見と理数的素養から、最新の技術もカバーしつつ、プロジェクトの情報収集や分析を最も得意とする。
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