BTC/JPYの日足チャートを分析していきます。6月12日に5月16日以降の下降トレンドライン及び20日移動平均線を上方へブレイクしたビットコイン(BTC)はテクニカル指標上複数のトレンド転換のサインを出現させる形を迎えました。レジスタンスライン突破後のビットコイン(BTC)は本日6月16日まで上昇チャートを継続し、遂に大台となる100万円台を突破することになっています。
本日6月16日に5月31日に付けた上値である99万円台を突破したビットコイン(BTC)は下降チャートを示唆す不安要素となっていたhead and shoulderを否定したことで、大台を抜けるほどの上昇に至った可能性があります。
また本日の急上昇により、MACDも遂にゴールデンクロスを形成しており、更にトレンド転換のサインを出現させたことになります。また注文比率から見た場合も、6月12日のレジスタンスライン突破以降、大きく溜まっている売り注文量は依然解消の動きを見せておらず、更なる上昇のための燃料は十分に残っていることがわかります。
現在直近の価格帯は再び100万円台を切っており、ローソク足には既に長い上ヒゲが形成されています。大台となる100万円台をサポートラインとすることが出来ていないビットコイン(BTC)は、現在明確なサポートラインが見当たらない状況であり、このまま反落する可能性は残されています。
更に注文比率では売り注文と同時に買い注文量も多く溜まっていることがわかります。トレンドラインを抜け、99万円台に接触した時点でhead and shoulderの可能性も否定されたビットコイン(BTC)に対して今後の強気相場に期待する買い注文取引は多く発生したことでしょう。
そのため現在の価格帯から100万円台目前にて揉み合い相場が続く場合、買い注文した短期取引目的の取引者は一度決済の動きへ切り替わる場合もあるため、長い揉み合いには注意しましょう。
現在移動平均線やMACD線のゴールデンクロス等、複数の上昇トレンド示唆するサインを発生させているビットコイン(BTC)は引き続き強気相場目線となるでしょう。直近の高値である101万8千円台をしっかりと超えた場合、上昇チャートを継続する可能性が大きく高まります。
しかし、大台目前にて揉み合いが発生する場合、これまで溜まっていた買い注文が一時解消させる動きに繋がる場合があり、その場合一時的な下降チャートを形成する場合があります。
依然強気相場目線が続くビットコイン(BTC)はまず直近高値である101万8千円台を意識しましょう。直近高値を抜けた場合、ビットコイン(BTC)は更なる上昇を見せる場合があります。
20代男性。都内名門高校卒業後、ベンチャー企業を経てコイン東京へ。二次元好きのセミプロゲーマー、好きが嵩じて仮想通貨やDappsゲーム、ブロックチェーン技術の世界にハマる。ゲーム知見と理数的素養から、最新の技術もカバーしつつ、プロジェクトの情報収集や分析を最も得意とする。
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