• 2019/06/21
• 2019/06/21
• コイン東京編集部 新崎優太

リップル(XRP)は5月末移行の下値を割る動き！リップルの今後を価格チャートから分析【2019/6/21】

5月末移行の下値を割ったリップル(XRP)の反発はどこまで上昇出来るのか？

（TraidingViewのXRPBTC 4時間足チャート）

XRP/BTCの4時間足チャートを分析していきます。6月16日より下降トレンドから高い出来高を伴いながら強い反発を見せたリップル(XRP)でしたが、上昇は20日移動平均線及び一目均衡表の雲に抑えられた形でその後下降チャートを形成することになりました。下降チャートは5月27日以降から形成されているサポートラインをブレイクすることになり、下値を0.000043BTC台まで落としました。

5月末移行の下値を更新したリップル(XRP)は長い下ヒゲを伴うローソク足を形成し、再び上昇方向への値動きを見せています。リップル(XRP)はこのまま5月27日以降から形成されていたサポートラインがレジスタンスラインへロールリバーサルされることなく上昇できるのか注目するポイントの一つとなっています。

また6月16日以降に一時的な上昇を見せたリップル(XRP)ではありますが、本日6月21日までのチャートでは結果下降チャートを形成しています。対してMACD線は6月17日時点の位置まで下落を起こすことなく既にベクトルを上方へ傾けており、リップル(XRP)相場ではダイバージェンスが発生する見通しとなっています。今後リップル(XRP)が完全にダイバージェンスを完成させた場合、これまでの下降トレンドが終える可能性が高まることになります。

対円(JPY)のリップル(XRP)相場

XRP/JPYの日足チャートを分析していきます。対ビットコイン(BTC)チャートでは5月末移行の下値を更新し、下降チャートを形成しているリップル(XRP)ではありますが、対法定通貨チャートでは変わらずレンジ相場を継続させています。対ビットコイン(BTC)チャートのみで下降チャートを形成しているリップル(XRP)の大きな要因は本日6月21日に一段と価格を急増させたビットコイン(BTC)の影響を強く受けている可能性が高く、アルトコインからビットコイン(BTC)へ資金が流入している場合があります。

今後のリップル(XRP)価格チャートで予想される動き

現在5月末移行の下値を更新したリップル(XRP)は長い下ヒゲを伴うローソク足を形成後、上昇の動きへ切り替わっています。まずは本日6月21日にブレイクしたサポートラインをしっかりと上方へ超えることが出来るのか注目です。過去のサポートラインを超えることが出来た場合、リップル(XRP)は上昇の動きへ切り替わる可能性が上がりますが、上値には一目均衡表の雲も推移していることもあり、揉み合いの値動きへ切り替わる可能性の方が高いと言えるでしょう。

更にサポートラインを完全に上回ることなく、再び下降チャートを形成した場合、本日つけた下値である0.000043BTC台で下落を止めたいところですが、本日形成した長い下ヒゲを伴うローソク足に対して高い出来高が伴っていなかったこともあり、決して固い下値とは言えません。そのため0.000043BTC台を割る可能性は十分にあるでしょう。

リップル(XRP)の今後注目すべき価格

上値に関してまず注目すべき価格帯は0.0000459BTC台近辺となります。更に0.0000459BTC台を上方へ突破することが出来た場合、一目均衡表の雲が推移する0.000047BTC台まで意識しましょう。0.0000459BTC台を突破できず反落を起こした場合、現在の下値である0.000043BTC台をブレイクされやすいことも頭に入れておきましょう。

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