COIN TOKYO

  • 2019/06/26
  • 2019/06/26
  • コイン東京編集部 コイン東京編集部

ビットコイン(BTC)の市場シェアが2017年12月以来の高水準に

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ビットコイン(BTC)が上昇しており、米コインベースでは1BTC=12,549ドル(1380390円)、前日比6.75%高で取引されています。

同時に、ビットコイン(BTC)のドミナンス(市場占有率)が拡大しており、CoinMarketCapでCoinMarketCapで61.9%を付けています。トレーディングビューの「BTC.D(ビットコイン・ドミナンス)」によると、26日午後の時点に64.37%を推移しており、5月13日の直近高値を上回りました。

BTCの市場シェアが急上昇

上:BTCドミナンス、下:BTCUSD価格

これは、2017年12月11日以来の高水準です。当時のBTCドミナンスは69.59%を付けて反落、その後アルトコインのシェアが拡大しました。

つまり、BTCのドミナンスが再び69%で反落する場合、アルトコインに恩恵をもたらす可能性がある。そのため、現在はアルトコインにとって蓄積フェーズと見て、今後のアルトシーズンを期待する人も一定数見受けられます。

しかし今回は、BTCのドミナンスが「70%に達する」可能性があると指摘するアナリストもいます。

BTC価格が上昇する一方、仮想通貨取引所Bitfinex(ビットフィネクス)のマージン取引のショート(空売り)ポジションは増加しており、26日午後の時点で、約29,159枚が価格下落に賭けています。これは、約3.6億ドルに相当します。一方でロング(買い)ポジションは26,652枚に減少しました。

仮に価格が上昇した場合、これら3億ドルの一部はビットコインの購入に使用される必要があります。ショート注文へのマージンコールによりビットコイン購入を余儀なくされ、それによって価格が上昇し、さらに別のショート注文が清算されることになります。

26日17時45分頃(日本)、Bitfinexはメンテナンスに入りました。システムアップグレードのため、最大7時間オフラインになっております。Bifnexはトレーダーに対し、オープンマージンポジションを見直し、市場変動のリスクを評価するよう注意喚起しています。メンテナンス中は、すべての未処理の注文は保持され、プラットフォームがオンラインになると再開されます。ダウンタイム中に価格が大幅に変動した場合、再開時点で清算されるリスクがあります。


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