以下図の下段、26日のBTCUSD2時間足チャートを見ると、大きなローソク足を見ることができます。ビットコインはほぼ14,000ドルに近づきましたが値動きは速く、その後の修正が予想されるほど不安定でした。上段を見ると、14,000ドル台は2017年に抵抗線として機能していました。
少なくとも2万ドルまでは2017年の上昇期間に、過去の履歴があります。11月、ビットコイン(BTC)は約9,000ドルから12,000ドルに上昇、一旦、約9,000ドルに戻り、その後さらに上昇しました。
14,000ドルで、もう1つの潜在的に大きな抵抗がある様です。2017年12月にビットコインは11,000ドルで停止し、その後約14,000ドルで抵抗に直面し、その後20,000ドルまでまっすぐ上昇しました。つまり、今回の14,000ドルの落ち込みは市場の健全な調整であることを示唆しています。
CME(シカゴマーカンタイル取引所)のビットコイン先物取引が、6月26日に26,491枚(132,455 BTC相当;1枚5 BTC)もの取引量を記録しました。CMEのビットコイン先物はプレミアムを付けており、9月契約は600ドル上回っています。ウォール街の大部分はおそらく強気です。しかし、CFTCのレポートによると、ショート注文量はロングを14%上回っています。
CMEの6月契約は28日金曜日に終了します。先物限月(SQ)に先行する急落のパターンは、過去2ヶ月繰り返されてきました。
5月30日、ロンドン時間の15時30分頃からビットコイン(BTC)が上昇。1BTC=9,000ドル以上に達し、しばらく維持しました。(日本の場合5月31日0時30分頃、時差+9時間)やがて8,700ドルに戻り、およそ20時に8,000ドルの直近安値に下落しました。
4月の先物期限は26日金曜日でした。その前日にもビットコインが10%下落しました。図は上段が4月、下段が5月、ロンドン時間で表示されています。
ビットコインが急激かつ急速に上昇したため、CMEグループのビットコイン先物契約の価格チャートには、大きな「ギャップ(窓開け)」が複数生じました。金融市場では、これらの窓は資産の後半で埋められることが多く(窓埋め)、しばしばトレーダーが意識する修正目標となります。
ボラティリティの大きいビットコイン(BTC)は、資産クラスとしては最も投機的であり、ギャップを残す規制された価格チャートの代表例となっています。
Stats for bitcoin CME weekly gaps greater than 3% during 2019.
— Alex Krüger (@krugermacro) June 24, 2019
There has been a gap greater than 3% on 40% of the weekends; bullish gaps mostly.
The Sunday open stop-run has resulted in an average move on the open of 2.4%. pic.twitter.com/ztHg1BxZTk
最近のラリーの間、多くのギャップが取り残されました。それらのいくつかはすでに埋められています。ビットコイン価格が修正を始める場合、アナリストは潜在的なリトレースメントのターゲットとして、これらのギャップに注目しています。
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