(TraidingViewのBTCJPY 4時間足チャート)
BTC/JPYの4時間足チャートを分析していきます。6月27日に上値を150万円台まで大きく伸ばしたビットコイン(BTC)でしたが、その後の反落は非常に強いものとなり、6月28日には下値を111万円台まで下落しました。更にその後再び上昇への値動きを見せるものの、上昇は限定的となり、結果一目均衡表の雲を割ってしまったビットコイン(BTC)は7月1日には111万円台をブレイクする動きを見せました。
7月1日から2日にかけての111万円台近辺は直近の安値であると同時に20日移動平均線が推移する価格帯でもありました。そのため、111万円台近辺では一時反発する動きも見られ、チャート上では陽線の確認もできます。しかし上昇の勢いは小さく、結果本日7月2日には下値を105万円台まで下げることになりました。
本日7月2日の時点で一目均衡表の雲及び、20日移動平均線の下割れ、更に押し安値をも下回ってしまったビットコイン(BTC)相場は現在明確な下降トレンドを形成したことになり今後の値動きは下落目線へと切り替わることになりました。
次にBTC/JPYの日足チャートを分析していきます。日足チャートでもMACDにてデッドクロスが出現したビットコイン(BTC)、長期足からも今後の目線は下落方向よりとなることがわかります。そんな中、ビットコイン(BTC)はどのタイミングで強い反発を見せるのでしょうか?
一つ目は本日7月2日現在の下値である105万円台です。現在のビットコイン(BTC)にとって105万円台という価格帯は6月以降からの上昇チャートに対するフィボナッチラインにあたる価格帯であり、反発を起こしやすい価格帯といえます。仮に現在の下値である105万円台を大きく下回ってしまう場合、次に反発が見られやすい価格帯は大台となる100万円台ということになるでしょう。
また現在のビットコイン(BTC)チャートに対して上昇チャートの形成を始めた6月上旬から本日7月2日までの期間である30日間を移動平均線として引いた場合、移動平均線は丁度現在の下値である105万円台と一致しています。つまり現在の価格帯から更に下回る動きを見せた場合、6月上旬から買い注文をしていた取引者にとっては含み益から含み損へ切り替わるタイミングとも言えます。含み損を膨らませる中、大台である100万円台のブレイクは一気に損切りの動きが見られる可能性があります。
現在フィボナッチラインに接触しているビットコイン(BTC)は現在の価格帯から反発の動きに期待したいところですが、複数のテクニカル指標により、今後も下落する可能性が高いと言えます。その場合、ビットコイン(BTC)は100万円台まで下落する可能性が高いでしょう。また大台でもある100万円台では一時的な買い圧力も加わりやすい相場であり、100万円台近辺では揉み合いの値動きへ切り替わる可能性が高いと言えます。
現在下降トレンド内にいるビットコイン(BTC)、まずは現在の下値である105万円台からの明確な反発に期待しましょう。仮に105万円台を割ってしまう場合、100万円台での反発に期待しましょう。
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