BTC/JPYの日足チャートを分析していきます。6月27日の150万円台まで上値更新後、強い反落を起こしたビットコイン(BTC)、長期足チャートではMACDのデッドクロスも確認されており、ビットコイン(BTC)相場は下降トレンド転換への目線へ傾くことになりました。
そんな中、7月2日に下値を105万円台まで落とし、ほんじつ7月3日に上昇への動きへ反転しているビットコイン(BTC)、一時は20日移動平均線を下回る値動きを見せましたが、反転の動きにより、長期足チャートでは移動平均線を完全に下回ることなく、下値付近で長い下ヒゲを残す形となっています。
移動平均線付近で下ヒゲを伴うローソク足を複数出現させた後に、陽線を出現させたビットコイン(BTC)、更に6月27日以降の下降トレンドラインを上方へブレイクする形にもなっており、現在のビットコイン(BTC)は弱気目線と判断しにくい展開へ切り替え始めています。
BTC/JPYの4時間足チャートを分析していきます。7月2日の夜間帯から本日7月3日にかけて反転の値動きを起こしたビットコイン(BTC)、短期チャートでは大陽線を連ねた形からローソク足は塔婆や十字線に近い形を連ね始めており、上昇への勢いが失われつつあることが示唆されています。
転換を示唆するローソク足を連ねた近辺では一目均衡表の雲及び、ストキャスティクスの80%接触など上昇を抑え込む要素も多く存在しており、短期的な上昇チャートが一時終えるタイミングとしては妥当と言えるでしょう。
そんな中注目するポイントとして、現在売り圧力が強くなっている現状から更に上昇チャートを形成することができるのかという点です。仮に現在の価格帯である120万円台近辺から上昇への値動きを見せる場合、上値は130万円台まで意識することが出来るでしょう。
また現在の価格帯から仮に反落を起こした場合も6月27日以降から引かれた下降トレンドラインをサポートラインとして機能させる場合、やはり目線は上目線が意識されていると判断されやすく、130万円台を試すことのできる展開を迎えます。
6月27日以降の下降トレンドラインを下回る場合、ビットコイン(BTC)は20日移動平均線が推移する位置まで下落する可能性が高まり、移動平均線からの反発後、大きな上昇を見せずに反落する形となってしまうビットコイン(BTC)は移動平均線を明確に割ってしまう危険性も高まることになります。
現在120万円台近辺で値動きを続けているビットコイン(BTC)、テクニカル要素も加わり売り圧力が高まっている段階で上昇への動きを起こせた場合、価格は130万円台近辺まで上昇する可能性があります。
仮に現在の価格帯から下落し、更に6月27日以降から形成される下降トレンドラインをも下回った場合、ビットコイン(BTC)は直近の安値である105万円台まで下落する可能性が上がることになるでしょう。
今後注目するポイントは直近の高値である125万円台を突破出来るのか注目しましょう。仮に125万円台を上値更新できずに下落の値動きを見せる場合、6月27日以降から形成される下降トレンドラインである114万円台付近まで下落する可能性があります。
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20代男性。都内名門高校卒業後、ベンチャー企業を経てコイン東京へ。二次元好きのセミプロゲーマー、好きが嵩じて仮想通貨やDappsゲーム、ブロックチェーン技術の世界にハマる。ゲーム知見と理数的素養から、最新の技術もカバーしつつ、プロジェクトの情報収集や分析を最も得意とする。
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