(TraidingViewのBTCJPY 15分足チャート)
BTC/JPYの15分足チャートを分析していきます。7月8日に6月29日以降から形成される下降トレンドラインを上方へブレイクしたことをきっかけに本日7月10日まで上昇チャートを継続させているビットコイン(BTC)は本日7月10日に価格を一段と上げ、上値を142万円台まで伸ばしています。
また、現在の暗号通貨市場では7月9日の0時28分頃、7月10日の8時7分頃の二度に渡りステーブルコインの一種であるテザー(USDT)を大量に発行する動きが見られていました。
これまでのビットコイン(BTC)市場ではテザー(USDT)の大量発行直後の値動きにて価格を急上昇させる傾向があり、今回のビットコイン(BTC)市場もテザー(USDT)発行直後より上昇チャートを形成した形となっています。
BTC/JPYの4時間足チャートを分析していきます。暗号通貨市場の背景にテザー砲が二度放たれたこともあり、価格を上昇し続けているビットコイン(BTC)は既に6月27日から7月2日までの下降チャートに対するフィボナッチラインを全て突破する形となっており、このまま2019年の最高値である150万円台への接触する可能性が高まっています。
今後注目するポイントとして、今後最高値を目指すことになるビットコイン(BTC)が果たして最高値を更新させることができるのかという点です。現在のビットコイン(BTC)市場に対してMACDを組み合わせる場合、MACD線は6月26日時点のラインまで接触するにはまだ距離があり、今後ダイバージェンスが発生する可能性があります。
最高値付近でのダイバージェンスではビットコイン(BTC)市場の天井感を感じさせることになり、ビットコイン(BTC)はダブルトップの形で反落する可能性に傾いている状況です。
またドミナンスの視点から見た場合も、現在のビットコイン(BTC)ドミナンスは直近の高値に迫っています。これまでの暗号通貨市場はビットコイン(BTC)のドミナンス急増後、一気に減少の動きと共にアルトコインの上昇が見られています。
過去の歴史から考えた場合、150万円台接触が近いビットコイン(BTC)は同時にアルトコインへの資金流入という可能性も高まっていると言えるでしょう。
既にフィボナッチラインを全て抜け、上昇チャートを継続しているビットコイン(BTC)は今後150万円台へ接触する可能性が高いと言えるでしょう。しかし150万円台接触後は強い売り圧力も予測されており再び一時的な反落が起きる可能性が十分にあります。
2019年最高値接触時に同時にアルトコインの価格上昇が見られる場合、ビットコイン(BTC)からアルトコインへの資金流入の初動と捉えられる場合もあるため、今後はアルトコインの値動きにもしっかり注目する必要があります。
今後意識される価格帯は2019年の最高値である150万円台です。150万円台付近では反発の値動きも強いことを頭に入れておきましょう。また、150万円台到達までに意識される下値はフィボナッチラインとなる132万円台割れには警戒しましょう。
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20代男性。都内名門高校卒業後、ベンチャー企業を経てコイン東京へ。二次元好きのセミプロゲーマー、好きが嵩じて仮想通貨やDappsゲーム、ブロックチェーン技術の世界にハマる。ゲーム知見と理数的素養から、最新の技術もカバーしつつ、プロジェクトの情報収集や分析を最も得意とする。
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