今回の調査により取引所ビットポイントから流出した仮想通貨は合計30.2億円分であることが判明しました。内訳についてはユーザー預かり分が約20.6億円でビットポイント保有分が約9.6億円になるとのこと。
また、上記の他にビットポイントが取引所システムを提供している海外の仮想通貨交換所の一部において、2.5億円程の仮想通貨流出が確認されたことも明らかにしました。
ビットポイントは、ユーザー預かり仮想通貨の全種類(ビットコイン、ビットコインキャッシュ、イーサリアム、ライトコイン、リップル)及び全量につき、流出分相当の仮想通貨を調達するなどして既に保有していることを発表。これによりユーザーに対しての補償は現物で行われることとなりそうです。
今回の流出を受け、ビットポイントは新規口座開設を含むサービスを全面的に停止。現在外部専門家の協力も仰ぎながら原因の究明、再発防止策の構築、経営管理体制の見直しを行い、事業の継続に努めていくとのことです。
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20代男性。都内名門高校卒業後、ベンチャー企業を経てコイン東京へ。二次元好きのセミプロゲーマー、好きが嵩じて仮想通貨やDappsゲーム、ブロックチェーン技術の世界にハマる。ゲーム知見と理数的素養から、最新の技術もカバーしつつ、プロジェクトの情報収集や分析を最も得意とする。