CoinFLEXのMark Lamb CEOは、IFOで未公開のトークンの先物契約を販売することで、「CoinFLEXが未踏の領域に足を踏み入れようとしている」と意気込む。このイニシアチブは、Polkadotの時価総額を判断する指標となるだろう。
17日に開始されるPolkadotのトークン「DOT」のトークンセールは、CoinFLEXにとって最初のIFOとなる。CoinFLEのIFOはネイティブトークン「FLEX」を介して、先着順で最大300人が参加可能だ。
先物トークンセールは、バイナンスのIEO(イニシャル・エクスチェンジ・オファリング)を参考に設計されている。FLEXトークンの適格保有者は、1DOTあたり75ドルの割引価格で500 USDT相当の先物契約のアクセスを得る。投資家はセール前に7日間、1000 FLEXをロックする必要がある。
Polkadotは、イーサリアムの共同創設者でもあるGavin Wood(ギャビン・ウッド)氏によって設立された。Polkadotの投資ラウンドの評価額は12億ドルで、近年最も人気の高いブロックチェーンの1つです。
評価額を達成するために、トークン価格は上昇する可能性がある。将来的に1DOT=100ドルの価格が付けられると推測されている。CoinFLEXから市場参加者に関する公式のコメントは無いが、Lamb氏は、同社が1500万ドル相当のDOTトークンを入手したことを認めている。
CoinFLEXの事業開発チーフであるEmmanuel Alamu氏は、IFOの独特なアプローチが、「プロジェクトのトークンの真価を判断し、将来のブロックチェーンの進歩のベンチマークを設定するのに役立つ」とコメントしている。
香港を本拠とするCoinFLEXは、今年4月にビットコインとイーサリアムを含む4つの先物を提供する取引プラットフォームをスタートしました。今夏後半にBNBとトロン(TRX)の先物市場を提供する予定です。
CoinFLEXはまた、7月初めに取引所トークン「FLEX」を発行しました。バイナンスのBinance Coin(BNB)と同様に、FLEXはIFOの参加に加えて、取引手数料の支払いや独占機会のアクセスに使用可能です。
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