• 2019/07/19
• 2019/07/19
• コイン東京編集部 新崎優太

リップル(XRP)は数日の上昇チャートを終え、大きく下落！リップルの今後を価格チャートから分析【2019/7/19】

久方ぶりの上昇チャートは短期にて終わり、再び反落するリップル(XRP)

（TraidingViewのXRP/BTC 4時間足チャート）

XRP/BTCの4時間足チャートを分析してきます。7月16日より上昇方向への値動きへ切り替えていたリップル(XRP)でしたが、上昇は20日移動平均線に抑えられた形で勢いを弱め、短期的な上昇チャートを形成することになりました。更に7月18日から本日7月19日未明での値動きではこれまでの上昇を全て戻す程の大陰線を形成し、現在0.00003BTC台近辺での値動きを見せています。

対円(JPY)のリップル(XRP)相場

次にXRP/JPYの日足チャートを分析していきます。チャート上の紫ラインはXRP/USDの日足チャートとなります。

対法定通貨でのチャートでは2018年以降から機能している長期サポートライン接触により、連日大陽線を連ねているリップル(XRP)ではありますが、いまだ過去のレンジ相場サポートライン接触には至っていません。更に本日7月19日には長い上ヒゲを伴ったローソク足も形成しつつあり、上昇への勢いは失いつつある状況です。

今後のリップル(XRP)価格チャートで予想される動き

7月18日から7月19日未明にかけて急落したリップル(XRP)、暗号通貨全体の市場ではリップル(XRP)と相対的に価格を急上昇させた通貨がビットコイン(BTC)です。二つの変動タイミングは一致おり、今回のリップル(XRP)急落の背景にはビットコイン(BTC)への資金流入が予測されることになります。

7月18日以前まで短期的な上昇チャートを形成していたリップル(XRP)にとって、ビットコイン(BTC)への資金流入は買い注文の決済と同等の意味を持ち、これまでの短期的なチャートによる含み益は多くが解消された可能性があります。

含み益の解消は同時に買い圧力の軽減にもなります。更にリップル(XRP)の上昇は20日移動平均線に抑えられた形ともなっているため、固い上値が確認されたリップル(XRP)は今後再び長期的な下降チャート内へと戻る可能性が高いと言えるでしょう。

リップル(XRP)の今後注目すべき価格

リップル(XRP)は現在再び下降チャートへ戻る可能性が高まっていますが、今後20日移動平均線を上方へブレイクする値動きを見せる場合、再び強気相場への目線も生まれることになります。本日7月19日の場合、0.0000328BTC台近辺のブレイクに期待しましょう。

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