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  • 2019/07/31
  • 2019/07/31
  • コイン東京編集部 コイン東京編集部

Ripple(リップル)社が東京大学、京都大学と提携|ブロックチェーン・リサーチで協力

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Ripple(リップル)社が東京大学、京都大学と提携
30日、国際送金スタートアップのRipple(リップル)社は、東京大学と京都大学と提携を発表しました。世界各地のトップクラスの大学との共同研究「ユニバーシティ・ブロックチェーン・リサーチ・イニシアチブ(UBRI)」に参画します。

ブロックチェーン・リサーチ・イニシアティブ

昨年Rippleが設立したUBRIは、ブロックチェーンの研究と次世代の専門家の育成を目的としており、約55億円を出資して最初に18の大学研究機関と提携しました。リリースによると、UBRIは現在33大学と提携しています。

これらの大学はそれぞれが研究テーマを決定し、UBRIのリソースを活用して、ブロックチェーンの理解と革新を目指す学生や学者を刺激する新しいカリキュラムやハッカソンイベント、奨学金などを設定します。

東京大学はブロックチェーンを研究する学生に奨学金を授与する他、経済学部ではブロックチェーンと解決に関する公開セミナーも開催します。学部教授達は、進化する金融システム、規制と監督に関する枠組みなどの関連トピックに関する研究プロジェクトを実施しています。

京都大学大学院総合生存学館では、地球規模の問題解決のために、工学、ビジネス、公共政策などの学術的アプローチに基づいたワークショップや研究プロジェクトに資金を提供しています。すでに大学院生は、移住労働者の送金・難民のためのデジタルID管理・サプライチェーン管理などの分野でブロックチェーン研究を行っています。

Rippleのグローバルオペレーション担当シニアディレクターの吉川絵美氏は、日本の学界はブロックチェーンに大きな関心があると述べた。

「日本は、暗号資産とブロックチェーンで急速に先導的な勢力になりつつあります。この地域は常に前向きに考え、現在の金融システムを改善する方法を模索してきました。私たちは、ブロックチェーンと暗号に関するトピックについて学術界から高いレベルの関心を目の当たりにしています。Rippleは、ブロックチェーン、分散型コンピューティング、銀行業務、およびフィンテックなどの分野で将来の労働力の一部になるよう、学生の参加と刺激にコミットしています。」

今年1月、清華大学フィンテック研究所(THUIFR)は、RippleのUBRIの下で、中国の大学院生を対象としたブロックチェーン技術リサーチ奨学金プログラム(BRSP)を開始しました。BRSPは主に国際的な規制ポリシーを基に、ブロックチェーンの革新と発展について学生を教育することを目的としています。清華大学は、中国を代表する研究機関であり、習近平国家主席を初めとしたトップ人材を輩出する名門大学の1つです。


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