BTC/JPYの日足チャートを分析していきます。7月10日以降下降チャートを形成してきたビットコイン(BTC)は上値は中期足移動平均線である20日移動平均線、下値は長期足移動平均線である75日移動平均線が意識される相場が続きました。
そんな中、本日8月2日に遂にこれまでレジスタンスラインとして機能していた20日移動平均線を上方へ抜ける値動きが確認されています。
20日移動平均線を上方へブレイクする場合、これまで形成されつつあったトライアングルパターンの上放れが起きる可能性がある他、一つの上昇トレンド転換サインを出現させることになり、これまで弱気相場目線が優勢となっていたビットコイン(BTC)にとって、強気相場を意識できる新たな展開を迎えることができます。
今後注目するポイントとして、現在上昇中のビットコイン(BTC)の日足終値がどこにたどり着くのかという点です。移動平均線を上方へ抜けている日足は現在も形成されている途中であり、今後強い反落を起こす場合、結果ローソク足には長い上ヒゲを伴う形となり、移動平均線に抑え込まれたと判断される相場となります。
また移動平均線抜け後のビットコイン(BTC)ですが、更なる直上の115万円台には一目均衡表の雲も推移しており、油断はできない状況が続いています。
今後ビットコイン(BTC)は一目均衡表の雲を抜けることで上昇を抑え込む多くの要因を脱する形となり、相場は一気に強気相場へと傾く可能性はあるでしょう。
(TraidingViewのBTC/JPY 4時間足チャート)
BTC/JPYの4時間足チャートも合わせて分析していきます。現在20日移動平均線を上方へ抜けているビットコイン(BTC)、そのローソク足は本日まで形成中という形となり移動平均線ブレイクと判断するには時期尚早と言えます。
しかし時間足チャートで現在のビットコイン(BTC)相場を確認した場合、ビットコイン(BTC)の上昇は既に一目均衡表を明確に抜いており、更に7月24日以降の上値を更新している状況でもあります。
そのため本日中に反落の値動きがあった場合も、20日移動平均線が推移し、7月24日以降のレジスタンスラインである110万円台で支えられる値動きを見せた場合、上昇中のビットコイン(BTC)に明確な支持線が確認されたことになり、市場での相場目線は強気相場へと大きく傾くことになるでしょう。
逆に110万円台を割る値動きを見せる場合、ビットコイン(BTC)市場では戻り売りが多く発生する可能性が高まり、価格を一気に下げる可能性が上がります。
本日8月2日中の注目する価格帯として、上値は115万円台が反落を起こしやすい価格帯であり、115万円台越えで相場は強気相場へ傾くという事を頭に入れておきましょう。
下値については時間足での一目均衡表が推移し、更に短期間チャートでのレジスタンスラインであった110万円台で支持できるのか注目しましょう。
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九州在住のアラサー男子、勝率80%を誇るスイングトレーダー。医療技術者を経て、現在専業トレーダーで生計。信条は、損小利大、基本にブレずコツコツ稼ぐこと。甘い系イケメンの外見と裏腹に、無類の焼酎好き&酒豪。チャートを見ながら晩酌が至福の時。
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