ライトコインのブロック生成時間は2.5分ごとに約1ブロック、24時間で約576ブロックが生産され、7,200 LTCが新たに市場に供給されます。
現在、発行上限8200万LTCのうち約6,300万LTCが流通しています。1LTC=96.5ドル、時価総額は60億ドルと評価されています。LTC価格は今年1月の約30ドルから6月に最大120ドルにまで上昇しました。
半減期に先立つ価格上昇に伴って、ライトコインのハッシュレートと採掘難易度は、2018年末から200%急上昇しています。
今後、LTC採掘マシンは電力コストを賄うだけの報酬を得るのに苦労する可能性があります。そのため、半減期は採掘行動に影響を与えるかもしれない。
世界最大規模のマイニングプールf2poolの採掘収益指数によると、InnoSiliconとFusionSilicon X6で構成された3つの最も収益性の高いLTCマイナーは、8月5日に55~60%の利益率がありました。他の古いモデル(BitmainのAntMiner L3など)の収益性は50%未満でした。
f2poolの共同設立者Shixing Mao氏によると、条件が一定でマイニング収益が半減する場合、旧型マイナーは純損失を被る可能性があります。
「kWhあたり0.037ドルの電力コストで、L3 +のようなマイナーは今夜ほとんど停止するだろう。」
Litecoin block halving is in 56 days! https://t.co/EBWbsIUp47
— Charlie Lee [LTC] (@SatoshiLite) June 10, 2019
Here are some stats on mining profitability. After halving, miners are still profitable with electricity under 10¢. Many are paying only 5¢ and therefore should keep mining LTC post-halving. (https://t.co/AcQPEjdNtb) pic.twitter.com/VtA9aAv7FS
一方、ライトコインの創設者チャーリー・リー氏は、半減期を迎えてもLTCのマイニングが利益を上げ続ける事ができると説明していました。試算によると、半減期後にLTCをマイニングする場合の損益分岐点は約0.10ドル。最近の報告(Longhash)によると、中国のマイナーが現在支払っている電力コストは1キロワットあたり0.04ドルから0.06ドルの範囲とされ、大分余裕がある様です。
2020年にはビットコインが半減期を迎えます。ネットワークとマイナー動向を把握する試金石としても、ライトコインの半減期は注目されています。
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