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  • 2019/08/06
  • 2019/08/06
  • コイン東京編集部 コイン東京編集部

ライトコイン(LTC)の半減期以後「旧型マイナーは電源をオフにする見通し」=大手マイナー

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ライトコイン(LTC)の半減期
BTC.comのライトコインエクスプローラーによると、ライトコイン・ブロックチェーンは月曜日の10:16 UTCにブロック番号1,680,000で半減期を迎えました。

ライトコインは840,000ブロック(約4年)毎に採掘報酬を半減するように設計されています。このイベントによって、各ブロックのマイニング報酬は25 LTCから12.5 LTCに減少しました。これは、マイナーの収益性に大きく作用する重要な変更となります。

半減期後のマイナー動向に注目が集まる

ライトコインのブロック生成時間は2.5分ごとに約1ブロック、24時間で約576ブロックが生産され、7,200 LTCが新たに市場に供給されます。

現在、発行上限8200万LTCのうち約6,300万LTCが流通しています。1LTC=96.5ドル、時価総額は60億ドルと評価されています。LTC価格は今年1月の約30ドルから6月に最大120ドルにまで上昇しました。

半減期に先立つ価格上昇に伴って、ライトコインのハッシュレートと採掘難易度は、2018年末から200%急上昇しています。

ソース:bitcoinwisdom.com

今後、LTC採掘マシンは電力コストを賄うだけの報酬を得るのに苦労する可能性があります。そのため、半減期は採掘行動に影響を与えるかもしれない。

世界最大規模のマイニングプールf2poolの採掘収益指数によると、InnoSiliconとFusionSilicon X6で構成された3つの最も収益性の高いLTCマイナーは、8月5日に55~60%の利益率がありました。他の古いモデル(BitmainのAntMiner L3など)の収益性は50%未満でした。

Miners Revenue Comparison ソース:f2pool.com

f2poolの共同設立者Shixing Mao氏によると、条件が一定でマイニング収益が半減する場合、旧型マイナーは純損失を被る可能性があります。

「kWhあたり0.037ドルの電力コストで、L3 +のようなマイナーは今夜ほとんど停止するだろう。」

一方、ライトコインの創設者チャーリー・リー氏は、半減期を迎えてもLTCのマイニングが利益を上げ続ける事ができると説明していました。試算によると、半減期後にLTCをマイニングする場合の損益分岐点は約0.10ドル。最近の報告(Longhash)によると、中国のマイナーが現在支払っている電力コストは1キロワットあたり0.04ドルから​​0.06ドルの範囲とされ、大分余裕がある様です。

2020年にはビットコインが半減期を迎えます。ネットワークとマイナー動向を把握する試金石としても、ライトコインの半減期は注目されています。


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