(TraidingViewのBTC/JPY 4時間足チャート)
BTC/JPYの4時間足チャートを分析していきます。8月より上昇チャートを形成したビットコイン(BTC)は8月6日には上値を130万円台まで伸ばしました。しかしその後のビットコイン(BTC)は上昇相場からレンジ相場へ切り替わり揉み合いを続けています。
レンジ相場移行後のビットコイン(BTC)はしばらく5日移動平均線をサポートラインとする値動きを続けました。また5日移動平均線にサポートされながらも、上値を切り下げる展開が続いたビットコイン(BTC)はレンジ相場の中でトライアングルパターンを形成したことになります。
トライアングルパターンは8月10日に下方へ放たれます。大陰線を形成したビットコイン(BTC)は過去のレジスタンスラインである120~119万円台で支えられ、本日8月12日までサポートラインに張り付いた値動きを続けていることがわかります。
今後注目していきたいポイントとして、レジスタンスラインと注文比率の動きです。
8月6日のレンジ相場にてしばらくサポートラインとして機能してきた5日移動平均線は8月10日の大陰線形成と共に下方へブレイクしました。本日8月12日のローソク足を確認した場合、上値は5日移動平均線の位置にあります。そのため過去のサポートラインであった5日移動平均線が今後はレジスタンスラインへ切り替わる可能性があるということがわかります。
仮に過去のサポートラインである5日移動平均線が今後レジスタンスラインとして機能する場合、ビットコイン(BTC)相場は徐々に上昇の勢いが失われつつあると判断されやすく、相場は悲観的な捉え方が強まることになります。
また8月以降急増してきたビットコイン(BTC)の買い注文量は8月10日の大陰線形成と共に解消の動きへ切り替わりました。これまで増えてきた含み益が手放され始めたという点からもビットコイン(BTC)相場の上昇への勢いが失われつつあることがわかります。
しかし買い注文量は8月1日時点と比較すると、まだ多く溜まっている状況です。そんな中レジスタンスラインのロールリバーサルや、サポートラインのブレイクは相場を更に悲観的に捉えてしまう要因となり、これまで溜まってきた買い注文が更に解消される可能性があります。
今後の値動きとしてサポートラインから反発の動きを見せているビットコイン(BTC)は5日移動平均線を上方へ抜けるのかどうかで判断していきます。
仮に5日移動平均線で上値を抑え込まれた値動きを続ける場合、ビットコイン相場は悲観的に捉えられ、これまで溜まってきた買い注文が更に手放される可能性もあります。サポートラインがどこまで機能するかにもよりますが、5日移動平均線のレジスタンスラインロールリバーサルの動きは警戒が必要な相場と言えるでしょう。
また5日移動平均線を突破出来た場合、レンジ相場中のサポートラインは非常に硬いものと判断されやすく、次は上値を試す展開へ切り替わる場合があります。その場合大陰線形成以前に推移していた125万円台まで上昇が期待できる相場になるのではないでしょうか。
今後注目する価格帯は5日移動平均線が推移する122万円台、更にサポートラインとして機能している120万円台に注目しましょう。
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九州在住のアラサー男子、勝率80%を誇るスイングトレーダー。医療技術者を経て、現在専業トレーダーで生計。信条は、損小利大、基本にブレずコツコツ稼ぐこと。甘い系イケメンの外見と裏腹に、無類の焼酎好き&酒豪。チャートを見ながら晩酌が至福の時。
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