14日のアジアのセッション中に、Coindesk UKのバークレイズ銀行との関係解消、BitMEXの新聞広告への警告の報道が嫌気されてビットコインは10,900ドルから10,300ドルまで価値を下げた。BitfinexではBTC/USTショート・ポジションが91%解消された。ショートの利確による価格上昇が見られていないことから、現渡による需給の緩みが推測される。また、BTC/USTロング・ポジションも24%減少した。
15日2時のアメリカ時間中に、BTCさらに10,160ドルまで下落し、アルトコインも連動した。イーサリアムとリップルは大口によって大量に売られ、それぞれ185ドル、0.25ドルまで下げた。
米国14日に金融市場で米株式相場は反落。ダウ工業株30種平均は800ドル安と今年最大の下げとなった。ドイツと中国が発表した経済指標が弱く、投資家の間で世界経済の減速に対する懸念が強まった。
欧州債券市場は、英国債と米国債市場でリセッションの前兆とされる長短金利の逆転(逆イールド)が起きた。金先物相場は反発した。日経新聞によると、運用リスクを回避する姿勢を強め、投資家は実物資産の裏付けのある金先物に資金を逃避させた。
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