COIN TOKYO

  • 2019/08/15
  • 2019/08/15
  • コイン東京編集部 コイン東京編集部

中国の出口詐欺PlusToken(プラストークン)のアドレスから5,000 BTCの移動、一部は仮想通貨取引所へ

このエントリーをはてなブックマークに追加
中国の出口詐欺PlusToken(プラストークン)のアドレスから5,000 BTCの移動-仮想通貨ニュースサイト コイン東京
14日の中国のブロックチェーン分析会社PeckShieldによると、PlusTokenの出口詐欺に関係するアドレスから、過去2日間に合計5,775 BTCが移されました。一部はBittrexやHuobiなどの仮想通貨取引所に送られています。PeckShieldのリサーチャーは、マネーロンダリングを指摘しています。


出口詐欺PlusTokenのアドレスから5,000 BTCの移動

PlusTokenは、2018年に設立された中国籍の数名で構成された組織が運営する暗号ウォレットで、ねずみ講スキームの資金調達で中国・韓国内で知られています。今年に入り、合計30億ドル相当の暗号通貨を集めて「出口詐欺」を実行したとして注目を集めました。プリミティブベンチャーズのDovey Wan氏によると、PlusTokenのコアチームメンバーは、既に中国警察によってバヌアツで逮捕され、現在は数十年の懲役で刑務所に収容されています。

LongHash
ソース:LongHash

PlusTokenの詐欺スキームは、投資戦略を明かさずに高い投資収益(月利6-18%)と紹介料を約束するもので、ICO(イニシャル・コイン・オファリング)の形式で、投資家からビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)やイオス(EOS)等を調達しました。

PlusTokenチームは投資家に対して、5月30日時点でウォレット登録ユーザーを300万人をカウントして、2019年末までに1000万人以上のメンバーが集まると述べていました。

6月27日以降、PlusTokenに預けられた30億ドル相当の仮想通貨の出金機能が停止され、「一時的な機能不全のため」と伝えられました。投資家の間で出口詐欺の不安と混乱が広まり、一部のユーザーは湖南省警察に苦情を申し立てました。


関連記事

仮想通貨の最新情報をお届けします!

人気記事ランキングまとめ

もっと見る