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  • 2019/08/23
  • 2019/08/23
  • コイン東京編集部 コイン東京編集部

Hyperledgerにイーサリアム・メインネットと互換性のあるクライアント「Pantheon」が申請される

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Hyperledgerにイーサリアム・メインネットと互換性のあるクライアント「Pantheon」が申請される
イーサリアムは、Hyperledgerに追加される最初のパブリックブロックチェーンになる可能性がある。22日にコインデスクが伝えました。

HyperledgerにEtereumクライアントを申請

8月8日にHyperledgerメーリングリストに、イーサリアムメインネットと互換性のあるクライアント「Pantheon」が申請されました。

Pantheon(パンテオン)は、ConsenSysのエンジニアリングチームPegaSysが主導するイーサリアムベースのサービスセットです。Javaで構築されたイーサリアムクライアントは、プライバシーやパーミッションなどの機能を備えた、エンタープライズアプリケーションの開発に使用されます。Pantheonは、イーサリアム・パブリックネットワーク、プライベートネットワーク、およびテストネットワーク(Rinkeby、Ropsten、Görli)で実行可能です。

Hyperledgerの技術運営委員会が承認する場合、Pantheonは「Hyperledger Besu」と改名してHyperledgerの下に置かれます。その場合、PantheonはHyperledgerに追加された最初のパブリックブロックチェーンプロジェクトになります。Pantheonコードは、Hyperledgerの独自のGitHubページで公開され、プロジェクトに関与している開発者に公開される事になります。

HyperledgerはLinuxベースのオープンソースのブロックチェーンコンソーシアムです。IBM、Intel、SAP Aribaの実質的なサポートを受けて、エンタープライズのニーズに対応しようとしています。現在利用可能なフレームワークには、IBMの「Hyperledger Fabric」やIntelの「Hyperledger Sawtooth」などのプロジェクトがあります。

Hyperledgerのイーサリアムへの進出は Burrow(バロー)から始まり、EEA(エンタープライズイーサリアムアライアンス)と提携して、ブロックチェーンスペースの共通標準で協力してきました。


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