今年5月から6月にかけて価格を急上昇させていたビットコインSV(BSV)ですが、6月初頭に頭打ちとなりその後は弱気相場が続いています。
現在対BTC価格チャートは、7月につけた底値から続くトレンドライン付近という重要なポイントに差し掛かってきており、今後の値動きに注目が集まります。
今回はビットコインSV(BSV)の今後のポイントを価格チャートをもとに分析し、解説していきます。
対BTCのビットコインSV【BSV/BTC】4時間足チャートを確認していきます。
ビットコインSV (BSV)は今年6月から価格を大幅に下落させ、7月中旬には0.01BTC付近まで急落させています。
その後強いリバウンドの動きを見せましたが、8月には再び価格を落とし現在は保ち合いの相場となっています。
現在7月中旬の底値から続く上昇トレンドライン(青)付近で価格を推移させており、この価格帯は反発が期待できるポイントである為、ライン付近での動きには注視しておきましょう。
ここで反発させることができれば再びレジスタンスとして上値を阻んでいる価格帯(0.0145BTC付近、オレンジボックスライン)を試しにいく展開が期待できます。
トレンドラインを下抜けする動きを見せた場合は、数日かけて0.0117BTC(緑点線)付近までの下落も考えられるので注意しておきましょう。
続いて対BTCのビットコインSV【BSV/BTC】日足チャートを確認していきます。
今後のポジティブシナリオとして、短〜中期的に価格を上昇させアダム&イヴ形成の展開を期待したいところですが、レジスタンスとなる価格帯(0.0145BTC付近、オレンジボックスライン)や日足雲など上値を阻む要因は多く、しばらく上値が重い展開が続く恐れがあります。
市場占有率を示すビットコイン・ドミナンス(BTC.D)は現在8月初頭の高値を超える動きを見せており、対BTCのアルトコインにとってやや雲行きの怪しい展開になってきています。
また、ビットコインSVの開発者であるクレイグ・ライト氏は、現在知的財産に関しての裁判が話題になっており、今後のクレイグ・ライト氏の言動などが値動きに関係してくる可能性もあるので注目しておきましょう。
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