COIN TOKYO

  • 2019/09/10
  • 2019/09/10
  • コイン東京編集部 コイン東京編集部

ビットコインマイニング、古いマシンでも高い収益性ーFundstratレポート

このエントリーをはてなブックマークに追加
2017年11月に発売された「Bitmain S9」は、現在のビットコイン(BTC)価格でもマイニングで利益を上げている可能性がある。彼らは設備投資に資金を費やすためにBTCを売却する可能性がある。独立調査会社ファンドストラットのトム・リー氏が伝えた。

ビットコイン・マイニングの採算ライン

ファンドストラットのレポートによると、ビットコインのマイニングは現在の価格でも利益を上げています。さらに、古いマイニングリグでさえ収益性の余地を残しています。Bitmain S9の場合、$0.06/ kWhに基づいたビットコイン(BTC)マイニングの損益分岐点は7,300ドル(773,800円)です。

原価賞伽費を含めたBitmain「Antminer S9」の1 BTCあたり採掘コストは、約8,500ドルと推定されています。2018年に発売されたWhatsminer M10の損益分岐点はさらに低く、1BTC=7,351ドルと試算されています。

マイニングサービス事業者BTC.comのデータによると、ビットコインのマイニングの平均ハッシュレートは、9月9日に84.43 EH /秒に達しました。中国四川省では、雨季に水力発電の余剰電力を安価に利用できるため、Bitmainの「AntMiner S17」やMicroBTの「WhatsMiner M20S」など、強力なASIC(特定用途向け集積回路)が10万台以上配備されたと伝えられています。

ソース:BitRiver

四川省に本拠を置き、6つの採掘プールで約20万台の供給量を備えるHashageのXun Zheng CEOは、夏季の四川省の電力コストは1キロワット時(kWh)あたり約0.25元(=4.16円)と見積っていた。ロシアを本拠とする採掘プールBitRiverによると、ロシアやイランでは電力コストがさらに安い。


関連記事

仮想通貨の最新情報をお届けします!

関連キーワード

人気記事ランキングまとめ

もっと見る