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  • 2019/09/12
  • 2019/09/12
  • コイン東京編集部 コイン東京編集部

ロジャー・バーのBitcoin.com、ビットコイン・キャッシュ(BCH)先物を目指して米CFTC規制下の取引所と協議

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ロジャー・バーのBitcoin.com、ビットコイン・キャッシュ(BCH)先物を目指して米CFTCと協議-仮想通貨ニュースサイト コイン東京
Bitcoin.comは先物契約を含むビットコイン・キャッシュ(BCH)のデリバティブ商品の実現に向けて、米国の規制された市場と協議しているという。12日にBloombergが伝えた。

規制されたビットコイン・キャッシュ(BCH)先物

Bitcoin.comはビットコインの初期投資家ロジャー・バー氏が設立した仮想通貨マイニング・ウォレット・メディア企業です。同社は、ビットコイン・キャッシュ(BCH)の採用促進を目指しています。Bitcoin.comのデリバティブ市場のヘッド、デビッド・シン氏は以下のように述べています;

「1年以内にビットコイン・キャッシュ(BCH)を時価総額で2~3番目にしたい。現状の4番手から拡大するには、より多くのボリュームを獲得する必要があります。」

以前はTDセキュリティーズの国際エクイティ・デリバティブセールスのアジアヘッドを務めたシン氏によると、ボリュームを生成するため、CFTC(商品先物取引委員会)規制下の取引所でBCH先物商品をリストするための議論を既に開始している。また、「CME(シカゴ・マーカンタイル取引所)とBCH先物のリストについて協議したい。」と述べた。

ビットコインキャッシュ(BCH)は2019年に、市場価値が約54億ドルに倍増しました。それでもビットコイン(1,810億ドル)、イーサリアム(192億ドル)、リップル(100億ドル)の上位3つの仮想通貨に水をあけられています。

2017年にCMEとCBOE(シカゴ・オプション取引所)はそれぞれビットコインの先物商品を発売しました。当時、CBOEのクリス・コンカノンCOOは、市場が成熟するにつれてイーサリアムの先物商品を検討する可能性を示唆しました。フィデリティやSeed CXを含め、仮想通貨ビジネスに参入する伝統的なプラットフォームは時価総額が高いコインから検討しています。

「機関はまだ、BCHがどういうものか理解していないと思います。そのレトリックを変えて行きたい。2つの契約では不十分で、3〜5種類が適切です。3つ目の契約がビットコインキャッシュであると考えられる場合、本当のチャンスがあります。」とシン氏は付け加えた。

Bitcoin.comはまた、米国の投資家が規制された商品を取引できるよう、ブローカーとの協力も検討しています。

「CFTC規制下の取引所のどこか1つでBCH先物の上場を試みています。米国の機関投資家が取引できるプロダクトを提供する予定です。理論上より多くの普及、より多くのユーザー、より多くの取引ボリュームが見られるはずです。」

一般投資家向けに、シン氏はeスポーツのようなトレーディングトーナメントを企画したいと考えています。暗号インフルエンサーの発掘と、多くの個人投資家を仮想通貨業界に惹きつける事を目的としています。

BitcoinCashの最も著名なサポーターの1人で「ビットコイン・ジーザス」と知られるロジャー・バー氏は、8月にBitcoin.comの会長に就任し、新しいCEOとしてステファン・ラスト氏を指名しました。


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