• 2019/09/14
• 2019/09/14
• コイン東京編集部 コイン東京編集部

アルトコインウォッチ：コスモス(ATOM)、イオス(EOS)、チェーンリンク(LINK)

コスモス(ATOM)、イオス(EOS)が続伸

過去1か月間に、ビットコイン（BTC）が9,600ドルから10,800ドルのレンジで推移する一方、厳選されたアルトコインに市場の資金が循環した様です。下図ではビットコイン価格の低下と、EOS・ATOM上昇のダイバージェンスが確認できます。

ATOMとEOSは両方、9月7日に上昇を始めました。おそらく大口投資家は時価総額の高いアルトコインのイベントに目を付けて、最初に資金を投じました。その後出来高が高まっています。

コスモス（ATOM）、イオス（EOS）は市場でも技術力と影響力が高く、時価総額も大きい仮想通貨です。2つのコインは月末にアップデートを控えています。

What Games of Stakes was for Cosmos Hub, Game of Zones is for IBC

Are you ready for 3 weeks of back-to-back gaming?

Week 1: Test connections between zones
Week 2: Test token transfers
Week 3: Adversarial zones

Stay tuned for updates!

— Cosmos - the Internet of Blockchains (@cosmos) September 12, 2019

コスモスは、ブロックチェーン間の相互接続を可能にするソリューションです。Binanceも利用しています。「Cosmos Hub」と呼ばれる親チェーンを介してブロックチェーンが接続され、他のブロックチェーンとの間で取引を通信できます。コスモスは現在、3週間のアップデート過程にある様です。

イオス（EOS）は、高スループットを保証するスマートコントラクトプラットフォームです。ネットワークを維持するブロックプロデューサー（BP）には、仮想通貨取引所BitfinexやHuobiが参加しています。EOSは9月23日に最初のコンセンサスアップグレード「EOSIO v1.8」を予定しています。EOSIO v1.8により、dApp開発者にとってネットワークリソースコストを節減できます。これは、Voiceアプリリリースに不可欠な要素です。Voiceはイオスチームが注力するSNSです。

一方、過去1か月間にチェーンリンク（LINK）は2.4ドルから1.5ドルへと約40％下落しました。チェーンリンクはOracleとの提携やGoogleのブログ引用などで市場の熱狂を集め、今年7月に3.5ドル以上に上昇しました。しかしその後、開発チームによる高値圏でのLINKトークンの大量売却や、AnChain.Ai が報告した価格操作疑惑など、FUD（不安を煽る不確かな情報)のために上値を重くしています。

We’re thrilled to work with great companies like Oracle and their @oraclestartup team, which has graciously offered to support 50+ Chainlink nodes/teams that will be providing high-quality inputs and outputs into Oracle’s various blockchain environments @fribeiro1 #smartcontracts pic.twitter.com/MqFW6faS5d

— Chainlink - Official Channel (@chainlink) June 25, 2019

9月16日から開催される会議Oracle Code Oneでは、“Chainlinks”を共同開発する50の認定スタートアップとその内容が発表される予定です。しかし、現段階でのLINKの購入は比較的高いリスクを伴う様です。LINKトークンは主要なサポートを下方ブレイクし続けており、投機家の買い控えを助長しています。


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