チャネル下限で反発後、一時的に価格を上昇させたネム(XEM)ですが、以前から意識される強力なレジスタンスに上値を阻まれ大幅な価格上昇とはなりませんでした。
アルトコイン市場が盛り上がりを見せる中、ネム(XEM)は今後どのような動きを見せるのでしょうか?
価格チャートを確認していきます。
前回分析時(9/8)の時点で直近の底値(5円付近)を試しにいく展開となっていたネム(XEM)は、その後底値を下に抜け5円台を割り込む形となりましたが、その後反発ポイントとして想定されていたチャネル下限で反発の動きを見せています。
対JPYのネム【XEM/JPY】4時間足チャートを確認していきます。
ネム(XEM)は5円台を割り込んだ後、チャネル下限で反発しその後強い上昇を見せましたが、8月末から9月上旬にかけてレジスタンスとして意識されていた価格帯(5.4円付近、オレンジボックスライン)で再び上値を抑え込まれる形となっており、今後もこの価格帯はレジスタンスとして意識されるポイントと考えられるので注視しておきましょう。
大きな上ヒゲをつけ再び下降チャネル内に戻されたネム(XEM)は、現在再びチャネル上限で上値を抑え込まれており、今後一旦保ち合いを形成していくシナリオが考えられます。
とはいえ現在市場の資金はアルトコインに流れてきており、長く続いていたアルトドレイン相場がしばらく反転するようであれば今後のネム(XEM)の更なる価格上昇にも期待が持てそうです。
続いて対JPYのネム【XEM/JPY】日足チャートを確認していきます。
日足水準でのダイバージェンスが発生していたネム(XEM)は、7月からRSIが23付近に接近した際に価格を一時的に反発させており、今回も同じパターンとなりました。
しかし今回の上昇も強力なレジスタンス(5.4円付近)に上値を阻まれており、大局的なトレンドは未だ下降トレンドと考えられ、今後はまず下降チャネルを上抜けする動きに期待したいところです。
アルト市場が盛り上がりを見せ始めている中、ネム(XEM)は未だ大幅な価格上昇の動きには至っておらず、今後アルト市場が更なる盛り上がりを見せるのであればネム(XEM)もその恩恵を受ける展開となりそうです。
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東海出身20代後半、相場師と経営者の一族に生まれ、相場のイロハは現役トレーダーのおじから手ほどきを受けたサラブレッド。専業トレーダーで勝ちを積む傍ら、相場の利益で飲食経営や通販事業なども副業で手掛ける。2017年はスキャルとアルトコイン、直近はメジャーコインのスイングなど地合いに応じた手法も臨機応変かつ基本重視。細身で優男風の見た目からは想像できないスポーツ万能で、陸上入賞経験あり。
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