市場占有率を示すビットコインドミナンスは、9月上旬にトレンドの転換を示唆しており、市場の資金はアルトコインに流入する展開となりました。
その影響を受け仮想通貨Lisk(LSK)も価格を上昇させていますが、現在ビットコインドミナンスは反発が意識されるゾーンに位置しており、再びアルトドレイン相場となる可能性を示唆しています。
仮想通貨リスク(Lisk/LSK)の価格チャートとビットコインドミナンスのチャートを確認していきます。
対BTCのリスク【BTC/LSK】4時間足チャートを確認していきます。
リスク(LSK)は、9月上旬にそれまでサポートラインとして意識されてきた価格帯(0.000104BTC付近、オレンジボックスライン)を下に抜け、0.0001BTC台を割り込み厳しい展開が続いています。
しかし9月中旬に4時間足水準での強気の乖離(ブリッシュ・ダイバージェンス)を発生させた後反発の動きを見せており、現在7月から続く下降トレンドラインを抜け今後の価格上昇に期待が持てる展開となってきています。
現在ビットコインドミナンス(市場占有率)が低下し、アルトコイン市場に資金が流れる展開が続いており、今後もこのような展開が続くのであれば対BTCのリスク(LSK)の価格上昇の要因となるでしょう。
しかしビットコインドミナンスのチャートは現在反発が意識されるゾーンに位置しており、再びビットコイン(BTC)に資金が移される展開の可能性も充分考えられます。
9月上旬に7月から続く上昇トレンドが崩れたビットコインドミナンスは、その後一時的にプルバックの動きを見せましたが、9月中旬に差し掛かるにつれ勢いよく下落しました。
アルトコインドミナンスのチャートでは反転を示唆していた通り、市場の資金は現在一時的にアルトコインに流入しています。
アルトコインのチャートの注目すべき動き-今後のポイントを解説
現在ビットコインドミナンスは7月から8月にかけて意識されていた水準(69%、青ボックスライン)に位置しており、ここで反転するようであれば再びアルトドレイン相場となる恐れがあるので注意しておきましょう。
対USDのリスク【USD/LSK】日足チャートを確認していきます。
ここ数ヶ月下降トレンドが続くリスク(LSK)は、9月に入り強力なサポートとして機能していた価格帯(0.1USD)を下抜けし対BTCと同じく厳しい展開が続いています。
レジサポ転換となった0.1USD付近の価格帯は、現在プルバックの動きを見せているリスク(LSK)にとって上値を阻む要因になると考えられ、今後再び価格下落の展開となる恐れがあるので注意しておきましょう。
しかし現在6月から続く下降トレンドライン(赤)付近での価格推移となっており、今後トレンドラインの上抜けとともに、レジスタンスを超え再び0.1USD台に価格を戻すことができるとその後の展開に期待ができそうです。
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東海出身20代後半、相場師と経営者の一族に生まれ、相場のイロハは現役トレーダーのおじから手ほどきを受けたサラブレッド。専業トレーダーで勝ちを積む傍ら、相場の利益で飲食経営や通販事業なども副業で手掛ける。2017年はスキャルとアルトコイン、直近はメジャーコインのスイングなど地合いに応じた手法も臨機応変かつ基本重視。細身で優男風の見た目からは想像できないスポーツ万能で、陸上入賞経験あり。
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