イベントには7か国から400人の参加者が集まり、ハッカソンも開かれる。賞金総額は約25万ドル。
IOHKのチャールズ・ホスキンソンCEOは以下のように述べています;
「The 2019 Wyoming Blockchain Stampedeをサポートできることを非常に誇りに思っています。The 2019 Wyoming Hackathonに加えて、このイベントではビジネス会議と開発者会議が予定され、様々なユースケースや業界でブロックチェーン技術の採用増加が示されます。」
今年のハッカソンは相互運用性の課題にフォーカスしている。ホスキンソン氏は、ブロックチェーンの大規模な導入には、過去、現在、未来のデータシステムとのシームレスな相互作用が必要であることを強調した。
「イベントで、Plutusプログラミング言語とスマートコントラクトプラットフォームの次の実装をローンチできることを嬉しく思います。Plutusはモジュラー製品なので、正式なプログラミング知識がなくても、Cardanoネットワークでスマートコントラクトを簡単に作成できます。Plutusは、イノベーターに、ブロックチェーンベースの革新的なアイデアを実現するための過去に無い手段を提供します。」
IOHKは2018年に本社をワイオミング州に移転しました。ワイオミング州は米国で最もブロックチェーンに優しい州として確立しています。一連のブロックチェーン関連法と規制を制定し、デジタル資産とブロックチェーン技術を使用して取引する企業の規制負担を軽減しています。
ウォール街出身でワイオミング州ブロックチェーン連合のケイトリン・ロング(Caitlin Long)会長によると、ワイオミング州はブロックチェーンビジネスをサポートする業界標準としての役割を目指しています。
「IOHKの本拠地で行われる特別なイベントに、カルダノコミュニティを歓迎できることを嬉しく思います。このイベントは、遠隔地の高校生グループに、ハッカソンの参加とIOHKのチャールズ・ホスキンソンCEOに会う旅へと駆り立てます。ワイオミング大学のコンピューターサイエンス部門とカルダノの間で特別な構築が見られます!」
今年2月、ワイオミング州で仮想通貨と暗号資産を「デジタルマネー」と定義して、財産としての法的地位を与える法案(SF0125:Digital assets-existing law)が両院で可決されました。企業による仮想通貨の所有権を与える最初の米国州となりました。
仮想通貨ADA及びCardanoブロックチェーンのエコシステムは、IOHKとカルダノ財団、EMURGOの3つの組織が率いています。カルダノチームは、世界的な事業拡大に向けて準備を進めています。今年、エコシステムの拡大・育成を支援するEmurgo(エマーゴ)は、インドでブロックチェーンアカデミーを立ち上げました。インドで2500人のブロックチェーン開発者の養成を目指しています。
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