XRP/BTCの日足チャートを分析していきます。2019年5月以降、下落の値動きが続いているリップル(XRP)は9月17日より、それまでの値動きから一転、上昇への値動きを継続させました。
リップル(XRP)の上昇は0.000032BTC台まで上値を伸ばします。現在のリップル(XRP)相場にとって0.000032BTC台は戻り高値となる価格帯であり、上昇チャートの抵抗線になりやすい価格帯です。
今回のリップル(XRP)相場ではやはり戻り高値がレジスタンスラインとして機能する形となり、本日9月23日までに反落の値動きへ切り替えています。
反落の値動きは8月中旬以降からのレジスタンスラインである0.000028BTC台で止まることなく、過去のレジスタンスラインがサポートラインへロールリバーサルされませんでした。しかし下落は20日移動平均線で止まる形となっており、今後移動平均線がどこまでサポートラインとして機能するのか注目です。
XRP/USDの日足チャートを分析していきます。対法定通貨チャートでも9月17日より急上昇を見せたリップル(XRP)ではありましたが、反落も非常に強く、本日9月23日までに上昇分の半値以上を押し戻される形となりました。
反落により既に20日移動平均線を下回りだしているリップル(XRP)は今後2018年からの長期的なサポートラインまで下値を下げる可能性があります。
更に強い押し戻しを受けたリップル(XRP)は今後、一目均衡表の雲も相場直上に推移する形となり、上値は重い展開へ移ることになるでしょう。
9月17日の急上昇チャートから反落の値動きへ切り替えているリップル(XRP)ではありますが、高い出来高を伴う急上昇、20日移動平均線で下落を止めているという点より、まだ強気相場目線へ傾いている状況と言えるでしょう。
しかし強気相場目線へ傾いているからといって安心はしにくい状況です。リップル(XRP)は過去の相場より限定的な急上昇チャートを形成することは度々あったとしても、継続的な上昇チャートの形成にはなかなか至っておりません。
そのため今回もサポートラインとなる20日移動平均線を下回る値動きを見せた場合、リップル(XRP)は下降トレンド継続と判断することになるでしょう。
現在反落の値動きを見せているリップル(XRP)にとって、最も重要となる価格帯が20日移動平均線が推移する0.000027BTC台です。20日移動平均線の下方ブレイクは長期的な下降トレンドの継続を判断する材料となります。
九州在住のアラサー男子、勝率80%を誇るスイングトレーダー。医療技術者を経て、現在専業トレーダーで生計。信条は、損小利大、基本にブレずコツコツ稼ぐこと。甘い系イケメンの外見と裏腹に、無類の焼酎好き&酒豪。チャートを見ながら晩酌が至福の時。
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